3.機能ID

○ 機能IDは、標準仕様書において規定している機能を一意に定めることを目的に規定する。

(1) 機能の単位

○ 機能の単位は、原則、標準仕様書において重複しない必要最小限の機能を1単位とする。

○ 具体的には、標準仕様書で「・・・こと」と記載されているものを1単位とする。ただし、「・・・こと」と記載されているが、複数の機能が含まれる場合には、適切な適合確認を行うことができるよう、分割・統合をして、1単位とする。

(例)標準仕様書において次のとおり規定されている場合

2.1.1 ○○処理

Aを行うこと。

Bを行い、Cを行い、Dを行うこと。

→ 「○○処理」を1つの機能としない。

→ 「Aを行うこと」を1つの機能の単位とする。

→ 「Bを行い、Cを行うこと」については、

→ これらをまとめて1つの機能とした方が適合性確認を適切に行うことができるときは、「Bを行い、Cを行うこと」を1単位とする。

→ それぞれを1つの機能とした方が適合性確認を適切に行うことができるときは、「Bを行うこと」「Cを行うこと」を分割して、それぞれを1単位とする。

(2) IDの振り方

○ 機能IDは、3桁の業務ID及び4桁の機能コードを合わせた、合計7桁のIDとする。

○ 機能コードは、重複なく、かつ、飛び番がないように付番する。

○ 一度、付与した機能IDは変更しない。

○ 機能の分割・削除・修正をする場合には、表3 機能IDの運用ルールに準ずる。

○ 機能を新たに追加する場合には、付与済みの機能IDの末番の次の番号から順に、新たな機能IDを付与する。

表3 機能IDの運用ルール

項目 種別 例 機能IDの運用
機能要件 削除 機能要件を全て削除 元の機能IDを欠番とする
分割 機能要件の分割

元の機能IDを欠番とする

(1つの要件を2つに分割する場合、機能IDを2つ新規付番する)

新規追加 新しい機能要件の追加 新規付番
修正

一部追加

一部削除

元の機能IDを欠番とする

修正を行った機能要件に機能IDを新規付番する

訂正

あきらかな誤記の訂正

(例:当該昨日→当該機能)

データ要件・連携要件との管理項目不整合に伴う訂正

機能IDをそのまま利用し、訂正する
実装類型 修正 実装必須機能から標準オプション機能に修正 機能IDをそのまま利用し、修正する
要件の考え方・理由、備考欄 補記 機能要件の考え方等のみを加除 機能IDをそのまま利用し、訂正する