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type: guideline
title: 第4章 本文と規範文の書き方
source: デジタル庁
profile: mrlgss-doc/0.1
category: data-interop
status: draft
updated: 2026-06-16
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# 第4章 本文と規範文の書き方

本文は文書の**知識層**である。規定の趣旨・解説・図表を自然言語で書く。ただし、法的拘束力を持つ
**規範文**は知識層と峻別し、原文を改変せず保持する。本章はこの区別を中心に、見出し・図表・ルビの
書き方を定める。

## 4.1 規範文と解説文を峻別する

仕様書の本文には、性格の異なる 2 種類の文が混在する。

- **規範文**: 「〜すること」「〜してはならない」のように、遵守すべき内容を定める文。告示・省令へ
  焼かれる（projection）法的正本となり得る。
- **解説文**: 規範文の趣旨・背景・例示。読みやすさを助けるが、法的拘束力はない。

両者を視覚的・構造的に区別する。規範文は §4.5 の byte 保持ルールに従い、解説文は通常の Markdown で書く。

> **よくある誤り**: Word から変換すると、規範本文が引用ブロック（`>`）になっていることがある。
> 仕様書本文は「引用」ではなく「規定」なので、引用記法を規範文に用いてはならない。

## 4.2 見出しと章節番号

- 見出しレベルは歯抜けにせず連続させる（H1→H2→H3）。
- 章節番号は**自動採番に頼らず、本文に明示**する。番号体系は原本（元 PDF・告示）と平仄を合わせる。
  例: `## 1 管理項目` → `### 1.1 住民データ` → `#### 1.1.1 ...`。
- 機能 ID 等の参照キーになる番号は、勝手に振り直さない。既存の正本番号があればそれを温存し、
  計算による補完は番号のない見出しにのみ適用する。

> **理由**: 章節番号や機能 ID は他文書からの参照キー（`spec_ref` 等、第6章）になる。自動連番に委ねると
> 改訂のたびに番号がずれ、参照が壊れる。番号は人間が正本に明示し、機械はそれを温存する。

## 4.3 表

- 構造化された規定（項目の型・コード値・条件）は**表ではなく payload で書く**（第5章）。表は人間の
  読みやすさのための補助とする。
- 表は GitHub 形式の Markdown 表（`| ... |`）で書く。pandas の `to_markdown()` ダンプ（`Unnamed: 0`・
  `NaN`・空行/空列）をそのまま貼らない。
- 数千行に及ぶ巨大な表は本文に焼かず、CSV を添付してストリーミング表示に委ねる（第7章）。

## 4.4 図はテキストから生成する

図は手書きのバイナリ画像ではなく、**テキスト記法から生成**することを第一とする。生成元テキストが
本文に残るため、差分・レビュー・再生成ができる。

- エンティティ関係図（ER 図）・フロー図は Mermaid または Graphviz DOT で書く。
- ビルド時に SVG へ焼き、本文は生成された SVG を相対パスで参照する（クライアント描画に依存しない）。
- 力学レイアウトが苦手な構造（ハブ＆スポーク等）は Graphviz の `rankdir` で明示的にレイアウトする。

> 住民記録のデータモデル（`er.md`）は、グループ構成表と主キー共有から推定した 23 エンティティの関係を
> Graphviz DOT で記述し、`rankdir=LR` でビルド時に SVG 化している。

## 4.5 規範文の byte 保持ルール

法的拘束力を持つ規範文（告示別表の機能要件欄、法・省令の条文）は、装飾・語順変更・正規化を一切
加えず、原文を **byte 単位で保持**する。

- **記法**: ` ```text ` フェンスに原文をそのまま格納する（` ```yaml ` ではない）。`**強調**` 等の
  Markdown 装飾を混入させない。
- **理由**: 告示は法的正本であり、テキスト正本からの projection が配布告示と **byte 一致**することを
  CI で検証する（第6章・第9章）。装飾の混入や語順の変更は不一致として検知される。
- **適用範囲**: 規範文のみ。趣旨・要件の考え方・検証ルール等の技術補足は通常の Markdown／payload でよい。

```text
日本人住民について、以下の項目を管理（※）すること。
※「管理」とは、データの設定・保持・修正ができることをいう。
（シート「項目詳細一覧」を参照）
```

## 4.6 ルビ

行政文書特有の難読語・固有名詞には、必要に応じてルビを付す。ルビ記法は SSG が `<ruby>` へ描画する。
過剰なルビは可読性を下げるため、初出や難読箇所に限る。
