451 実装データモデル_行政

デジタル社会推進実践ガイドブック DS-451-1

実装データモデル(行政)

申請・届出

2026年(令和8年)10月06日

デジタル庁

〔キーワード〕

個人、法人、申請、届出、報告、自動審査

〔概要〕

行政機関で申請・届出手続に関するシステムを作る場合に参照すべき実践的ガイド。このガイドに従いデータ設計を行うことで、既提出データやベース・レジストリを再利用するワンスオンリーや、ワンストップサービスにおける他機関とのデータ交換や自動審査が容易かつ正確に行えるようになります。また、データ設計に関するコストの削減や、行政機関に対する報告への活用も可能です。

目次

背景と課題

背景

デジタル手続法が2019年5月に制定され、「デジタルファースト」「ワンスオンリー」「ワンストップ」サービスの実現を強力に推し進めることとなりました。

ワンスオンリーとワンストップを実現するためには、組織間で円滑なデータ連携ができるよう、データ項目の標準化が必要となります。過去の情報やベース・レジストリを参照するとき、他の機関に情報を転送するときには、データを連携するための標準的なデータモデルが必要です。

また、申請時に申請内容を証明するために、住民票や印鑑証明書などに代表される証明情報を添付することが多くありますが、これまでは申請情報と証明情報を目視で照合してきました。こうした照合方法では個人差による照合結果に違いが生じることがあり、また、処理できる件数にも課題があります。デジタルファーストの推進のためには、申請情報の標準化に合わせて、証明情報についてもデータの標準化を行うことが必要です。これにより、申請情報と証明情報の照合・審査を機械的に処理できるようになり、より人がすべき業務に人的リソースを再配置することが可能になります。

課題

デジタル技術の発展によりオンライン申請が可能になったにもかかわらず、行政においては、現在も多くの業務で紙による申請が行われています。編集可能な申請書式ファイルの提供やフォームでのオンライン申請等が徐々に実装されつつありますが、オンライン申請にした場合にも、従来の個人・法人が行う申請には以下の課題があり、時間と手間がかかっていました。

オンラインで申請するときには、本人確認と申請料等の支払が課題になる場合があります。本人確認と支払は専門性が高いことから、別途、内閣官房のデジタル・ガバメント推進標準ガイドライン群で提供又は今後提供されるガイド等を参照してください。

投資対効果

申請者はこれまで、申請書に手書き、又は、ワープロなどを使用して申請書を作成していました。申請の手続毎に申請内容は異なるものの、法人名や所在地等の共通的な情報の記入を繰り返し求められることがあり、申請書の送付などにも時間を要していました。

一度提出された情報を再利用するワンスオンリーを適用すれば、こうしたことを効率化できます。

例えば、1枚の申請書類を作成するのに毎回ほとんど変わらない基本情報の記入に30分かかっていたとして、過去データの再利用が可能になれば、表示された過去データを確認するだけで済むため2-3分で済み、約1/10に業務時間を削減することができます。

ワンスオンリーは申請を受領する側にとってもメリットがあります。データ項目を細分化して登録しておくことで、単純な入力間違いなどを機械的に修正できるようになります。また、データ項目を細分化しておくことで、地域や産業、人口等といった様々な観点でデータを分析できるようになり、エビデンスに基づく政策立案(EBPM)の実現や、新たな価値を生み出すことが期待できます。

目的と概要

目的

各種申請・届出に必要な情報のデータ形式を標準化し、マスタデータとして蓄積します。それを活用することで申請者の手間の大幅な削減や、審査の自動化等を通じて審査時間の短縮等の内部業務を効率化・高度化するとともに、申請データと資格等の証明データを機械的に照合できるようにし、職員の作業時間を抜本的に短縮させ、データの分析による政策立案の高度化を目指します。

これらを通じて、申請者の利便性の向上と、職員の生産性の向上、審査の高度化を実現します。

概要

個人の場合

申請情報を2つの書式に分け、書式を定義しています。

A票は定型フォーム化することで、情報の再利用性を高めています。また、別途ガイド化されている資格証明データモデルとリンクすることにより資格の確認も容易に行うことができます。

このように定型審査を容易にすることで、職員はB票にある申請内容の確認に集中して取り組むことができます。申請内容に関するB票は、事業目的に応じて各部門が独自に設定可能です。タイトル、概要等の基本情報だけが設定されており、事業の審査内容等に応じて自由に設定可能になっています。

申請終了後、A票のデータは、次回以降のワンスオンリーサービスで活用可能なように、申請システム等に保存されます。

法人の場合

申請情報を6つの書式に分け、書式を定義しています。

A票及びC-F票は定型フォーム化することで、情報の再利用性を高めています。財務情報や社員数による分析などは自動化、半自動化が可能になります。

このため、職員はB票にある申請内容の確認に集中して取り組むことができます。申請内容に関するB票は、事業目的に応じて各部門が独自に設定可能で、タイトル、概要等の基本情報だけが設定されており、事業の審査内容等に応じて自由に設定することが可能になっています。

申請終了後、A票及びC-F票のデータは、次回以降のワンスオンリーサービスで活用可能なように、申請システム等に保存されます。

また、月次等の定期的な計測データ報告の場合にも、B票に表を含む、又はデータを添付することで報告を効率的に行うことができます。

申請システム等が既存のシステムであり、再利用のために保全できない場合にも、申請者が手元に申請データの複写を保存し、次回の申請時に再利用することも可能です。

法人の申請・届出において、士業法人から申請・届出がされる場合があります。その場合には、役員情報に資格情報が必要になり、さらに資格保有者一覧の添付が求められるため、7書式のデータが必要になります。基本的には一般の法人と同じ申請・届出データで追加項目があるため、法人の申請・届出情報を拡張して申請・届出のデータモデルを定義します。

委任する場合

委任をする場合は、A票の最後に委任情報を付加します。委任先は個人の場合と法人の場合があるため、役割と連絡先情報を組み合わせて表現します。

個人への委任

役割委任先の役割や本人との関係性
委任内容委任する内容
委任先個人委任先個人に関する情報(コアデータモデル個人)
委任先個人連絡先委任先個人の連絡先情報(コアデータモデル連絡先)

法人への委任

役割連絡先の役割
委任内容委任する内容
委任先法人委任先法人に関する情報(コアデータモデル法人)
委任先法人連絡先委任先法人の連絡先情報(コアデータモデル連絡先)

申請データの再利用

A票及びC-F票のデータは、提出時に次回以降も再利用を希望するかを利用者に確認すること(オプトイン)により、次回以降ワンスオンリーサービスで使用するかの選択を可能にします。

以下のイメージとなります。

申請者に、再利用するときのメリット等を明記することが重要です。

届出・報告での活用

行政の手続には届出や報告もあります。その場合にもこのデータモデルが活用可能です。B票の申請内容を、届出や報告の内容にします。定期報告では、表などのデータのみになる場合もあります。

個人用データモデル

データモデルの全体概要図(クラス図)

申請(個人)の実装データモデルの全体概要図は以下のとおりです。

ad:個人申請基本情報(A票)

ad:申請内容(B票)

ad:宛先

ad:委任者

ad:委任者

ad:申請者

ad:連絡先

pd:代表者

pd:連絡先情報

pd:連絡先情報

ad:申請(個人)

ad:個人申請基本情報(A票)

ad:申請内容(B票)

ad:個人申請基本情報(A票)

ad:宛先

ad:申請日

ad:連絡先

ad:申請者

ad:委任者

ad:委任者の役割

ad:委任内容

ad:個人申請内容(B票)

ad:名称

ad:内容

ad:更新年月日

pd:法人

pd:法人番号

pd:ID群

pd:商号または名称

pd:商号または名称(カナ)

pd:商号または名称(英字)

pd:組織種別

pd:通称

pd:事業活動状況

pd:説明

pd:WebサイトURL

pd:社員数

pd:代表者

pd:代表者役職名

pd:設立年月日

pd:事業種目

pd:登記住所

pd:事業所情報

pd:連絡先情報

pd:個人

pd:ID群

pd:氏

pd:名

pd:氏(カナ)

pd:名(カナ)

pd:氏(英字)

pd:名(英字)

pd:氏名

pd:氏名(カナ)

pd:氏名(英字)

pd:国籍

pd:性別

pd:生年月日

pd:死亡年月日

pd:備考

pd:住所

pd:連絡先情報

pd:連絡先

pd:連絡先名称

pd:連絡先用途

pd:連絡先電話番号

pd:連絡先メールアドレス

pd:連絡先URL

pd:連絡先SNS

pd:連絡先住所

pd:連絡先備考

概要

個人から行政機関等に提出される申請データモデルです。本申請のデータモデルは、以下の2書式で構成されます。

※委任情報データが付く場合があります

A票:個人申請基本情報

必須項目

項目名

説明

必

宛先

申請の宛先。

コアデータモデル「法人」を参照。

必

申請日

申請書の提出日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ、YYYY-MM-DD形式)

必

連絡先

連絡先情報。

コアデータモデル「連絡先」を参照。

必

申請者

申請者の情報。

コアデータモデル「個人」を参照。

委任者

委任者の情報。

コアデータモデル「個人」又は「法人」を参照。

委任者の役割

委任先の役割や申請者との関係性

委任内容

委任する内容

B票:個人申請内容

必須項目項目名説明
必名称申請内容のタイトル
必内容申請内容
更新年月日申請内容の更新日(西暦年月日で、半角数字をハイフンでつなぐ)初回の場合は申請日

法人用データモデル

データモデルの全体概要図(クラス図)

ad:法人申請基本情報(A票)

ad:申請内容(B票)

ad:財務情報(C票)

ad:役員一覧(D票)

ad:主要株主(E票)

ad:事業所一覧(F票)

ad:宛先

ad:申請者

ad:委任者

ad:委任者

ad:連絡先

ad:役員

ad:株主

ad:株主

ad:事業所

pd:代表者

pd:連絡先情報

pd:事業所情報

pd:連絡先情報

0..n

0..n

0..n

0..n

ad:申請(法人)

ad:法人申請基本情報(A票)

ad:申請内容(B票)

ad:財務情報(C票)

ad:役員一覧(D票)

ad:主要株主(E票)

ad:事業所一覧(F票)

ad:法人申請基本情報(A票)

ad:宛先

ad:申請日

ad:連絡先

ad:申請者

ad:委任者

ad:委任者の役割

ad:委任内容

ad:法人申請内容(B票)

ad:名称

ad:概要

ad:内容

ad:更新年月日

ad:財務情報(C票)

ad:決算年月日

ad:事業期間開始日

ad:事業期間終了日

ad:期末従業員数

ad:資産合計

ad:流動資産合計

ad:現金及び預金

ad:受取手形

ad:売掛金

ad:有価証券

ad:棚卸資産

ad:その他流動資産合計

ad:前払金

ad:短期貸付金

ad:貸倒引当金

ad:固定資産合計

ad:有形固定資産合計

ad:土地

ad:無形固定資産合計

ad:その他固定資産合計

ad:貸付金合計

ad:負債合計

ad:流動負債合計

ad:支払手形

ad:買掛金

ad:短期借入金

ad:その他流動負債合計

ad:未払金

ad:前受金

ad:預り金

ad:固定負債合計

ad:長期借入金

ad:純資産合計

ad:資本準備金

ad:売上高

ad:売上原価

ad:売上原価内減価償却

ad:労務費

ad:売上純利益

ad:販売費及び一般管理費

ad:販管費内減価償却費

ad:人件費

ad:営業利益

ad:営業外収益

ad:営業外費用

ad:経常利益

ad:特別利益

ad:特別損失

ad:税引前当期純利益

ad:当期純利益

ad:法人役員一覧(D票)

ad:役員表記入日

ad:役員

ad:主要株主(E票)

ad:株主表記入日

ad:株主

ad:出資比率

ad:大企業区分

ad:事業所一覧(F票)

ad:事業所一覧記入日

ad:事業所番号

ad:事業所

ad:業種コード

pd:法人

pd:法人番号

pd:ID群

pd:商号または名称

pd:商号または名称(カナ)

pd:商号または名称(英字)

pd:組織種別

pd:通称

pd:事業活動状況

pd:説明

pd:WebサイトURL

pd:社員数

pd:代表者

pd:代表者役職名

pd:設立年月日

pd:事業種目

pd:登記住所

pd:事業所情報

pd:連絡先情報

pd:個人

pd:ID群

pd:氏

pd:名

pd:氏(カナ)

pd:名(カナ)

pd:氏(英字)

pd:名(英字)

pd:氏名

pd:氏名(カナ)

pd:氏名(英字)

pd:国籍

pd:性別

pd:生年月日

pd:死亡年月日

pd:備考

pd:住所

pd:連絡先情報

pd:連絡先

pd:連絡先名称

pd:連絡先用途

pd:連絡先電話番号

pd:連絡先メールアドレス

pd:連絡先URL

pd:連絡先SNS

pd:連絡先住所

pd:連絡先備考

pd:事業所

pd:ID

pd:名称

pd:事業所住所

pd:説明

概要

法人から、行政機関等に提出される申請データモデルです。本申請データモデルは、以下の6書式で構成されます。

※委任情報データが付く場合があります

A票:法人申請基本情報

必須項目

項目名

説明

必

宛先

宛先情報。

コアデータモデル「法人」を参照。

必

申請日

申請書の提出日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ、YYYY-MM-DD形式)

必

連絡先

連絡先情報。

コアデータモデル「連絡先」を参照。

必

申請者

申請者の情報。

コアデータモデル「法人」を参照。

委任者

委任者の情報。

コアデータモデル「個人」又は「法人」を参照。

委任者の役割

委任先の役割や申請者との関係性

委任内容

委任する内容

B票:法人申請内容

必須項目項目名説明
必名称申請内容のタイトル
必概要申請内容の概要
内容申請内容
更新年月日申請内容の更新日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

C票:財務情報(今後、決算公告データ標準化に合わせて変更予定)

必須項目項目名説明
決算年月日決算日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)
事業期間開始日決算を行った事業期間の開始日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)
事業期間終了日決算を行った事業期間の終了日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)
期末従業員数常時雇用する従業員の期末における人数
資産合計流動資産、固定資産、繰延資産の合計
流動資産合計流動資産の合計
現金及び預金現金と預金(当座、定期)の合計
受取手形売上債権のうち手形として保有している額
売掛金売上債権のうち手形として保有していない額
有価証券有価証券の合計
棚卸資産販売目的で一時的に保有する商品・製品・原材料・仕掛品の合計
その他流動資産合計前払金、短期貸付金、貸倒引当金などの流動資産の合計
前払金商品を受け取る前に代金を先払いした額
短期貸付金決算日の翌日から起算して1年以内に回収される貸付金の合計
貸倒引当金貸倒損失になるかもしれない額
固定資産合計固定資産の合計
有形固定資産合計建物、機械装置、土地などの有形固定資産の合計
土地土地の合計
無形固定資産合計ソフトウェア、のれんなどの無形固定資産の合計
その他固定資産合計投資、長期貸付金、長期前払費用、関係会社株式などの固定資産の合計
貸付金合計長期貸付金と短期貸付金の合計
負債合計流動負債、固定負債の合計
流動負債合計流動負債の合計
支払手形営業取引によって生じた手形債務
買掛金営業取引によって生じた未払金
短期借入金借入金で1年以内に期限の到来するもの
その他流動負債合計未払金、前受金、預り金などの合計
未払金通常の取引に関連して発生した未払金
前受金営業収益の前受額
預り金後日預かった者又は第三者に対して支払うべきもの
固定負債合計固定負債の合計
長期借入金到来期限が1年以上の借入金
純資産合計資産から負債を引いた額
資本準備金資本準備金
売上高製品・商品等の売上高
売上原価製品・商品等の原価
売上原価内減価償却費製品・商品の製造に関わる減価償却実施額
労務費製造に関わる人件費・労務費
売上総利益売上高から売上原価を引いた額
販売費及び一般管理費販売費及び一般管理費計
販管費内減価償却費営業に関わる減価償却実施額
人件費従業員給料、役員報酬などの合計
営業利益売上総利益から販売費及び一般管理費を引いた額
営業外収益主に金融活動に伴う収益
営業外費用主に金融活動に伴う費用
経常利益本業と本業以外の損益の合計
特別利益資産売却益、為替差益等
特別損失資産評価損・処分損、為替差損等
税引前当期純利益税引前の当期利益額
当期純利益税引前当期純利益から法人税等を引いた額

D票:法人役員一覧

必須項目

項目名

説明

役員表記入日

役員表の記入日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

役員

役員の情報。

コアデータモデル「個人」を参照。

E票:主要株主

必須項目

項目名

説明

株主表記入日

株主表の記入日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

株主

株主の情報。

コアデータモデル「個人」又は「法人」を参照。

出資比率

出資比率(%)を数字のみ記入

大企業区分

株主が大企業の場合に「大企業」と記入

F票:事業所一覧

必須項目

項目名

説明

事業所一覧記入日

事業所一覧の記入日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

事業所番号

※今後検討

事業所

事業所の情報。

コアデータモデル「事業所」を参照。

業種コード

事業所の業種をコードで表現したもの(日本標準産業分類の大分類で2桁)

士業法人用データモデル

データモデルの全体概要図(クラス図)

ad:法人申請基本情報(A票)

ad:申請内容(B票)

ad:財務情報(C票)

ad:役員一覧(D票)

ad:主要株主(E票)

ad:事業所一覧(F票)

ad:資格保有者(従業員)一覧(G票)

ad:宛先

ad:申請者

ad:委任者

ad:委任者

ad:連絡先

ad:役員

ad:株主

ad:株主

ad:事業所

ad:資格保有者

ad:所属事務所

pd:代表者

pd:連絡先情報

pd:事業所情報

pd:連絡先情報

0..n

0..n

0..n

0..n

ad:申請(士業法人)

ad:法人申請基本情報(A票)

ad:申請内容(B票)

ad:財務情報(C票)

ad:役員一覧(D票)

ad:主要株主(E票)

ad:事業所一覧(F票)

ad:資格保有者(従業員)一覧(G票)

ad:法人申請基本情報(A票)

ad:宛先

ad:申請日

ad:連絡先

ad:申請者

ad:委任者

ad:委任者の役割

ad:委任内容

ad:法人申請内容(B票)

ad:名称

ad:概要

ad:内容

ad:更新年月日

ad:財務情報(C票)

ad:決算年月日

ad:事業期間開始日

ad:事業期間終了日

ad:期末従業員数

ad:資産合計

ad:流動資産合計

ad:現金及び預金

ad:受取手形

ad:売掛金

ad:有価証券

ad:棚卸資産

ad:その他流動資産合計

ad:前払金

ad:短期貸付金

ad:貸倒引当金

ad:固定資産合計

ad:有形固定資産合計

ad:土地

ad:無形固定資産合計

ad:その他固定資産合計

ad:貸付金合計

ad:負債合計

ad:流動負債合計

ad:支払手形

ad:買掛金

ad:短期借入金

ad:その他流動負債合計

ad:未払金

ad:前受金

ad:預り金

ad:固定負債合計

ad:長期借入金

ad:純資産合計

ad:資本準備金

ad:売上高

ad:売上原価

ad:売上原価内減価償却

ad:労務費

ad:売上純利益

ad:販売費及び一般管理費

ad:販管費内減価償却費

ad:人件費

ad:営業利益

ad:営業外収益

ad:営業外費用

ad:経常利益

ad:特別利益

ad:特別損失

ad:税引前当期純利益

ad:当期純利益

ad:士業法人役員一覧(D票)

ad:役員表記入日

ad:役員

ad:資格コード

ad:資格名称

ad:登録番号

ad:登録年月日

ad:資格有効期限

ad:所属事務所

ad:主要株主(E票)

ad:株主表記入日

ad:株主

ad:出資比率

ad:大企業区分

ad:事業所一覧(F票)

ad:事業所一覧記入日

ad:事業所番号

ad:事業所

ad:業種コード

ad:資格保有者(G票)

ad:資格コード

ad:資格名称

ad:資格保有者

ad:登録番号

ad:登録年月日

ad:資格有効期限

ad:所属事務所

pd:法人

pd:法人番号

pd:ID群

pd:商号または名称

pd:商号または名称(カナ)

pd:商号または名称(英字)

pd:組織種別

pd:通称

pd:事業活動状況

pd:説明

pd:WebサイトURL

pd:社員数

pd:代表者

pd:代表者役職名

pd:設立年月日

pd:事業種目

pd:登記住所

pd:事業所情報

pd:連絡先情報

pd:個人

pd:ID群

pd:氏

pd:名

pd:氏(カナ)

pd:名(カナ)

pd:氏(英字)

pd:名(英字)

pd:氏名

pd:氏名(カナ)

pd:氏名(英字)

pd:国籍

pd:性別

pd:生年月日

pd:死亡年月日

pd:備考

pd:住所

pd:連絡先情報

pd:連絡先

pd:連絡先名称

pd:連絡先用途

pd:連絡先電話番号

pd:連絡先メールアドレス

pd:連絡先URL

pd:連絡先SNS

pd:連絡先住所

pd:連絡先備考

pd:事業所

pd:ID

pd:名称

pd:事業所住所

pd:説明

概要

士業法人は、資格保有者の一覧が必要になるなど、一般的な法人とデータ項目が異なります。法人用データの役員一覧であるD票を拡張するとともに、資格保有者情報のG票を追加し、以下の7書式でデータモデルは構成されます。

A票:法人申請基本情報

法人用データモデルを使用します。

B票:申請内容

法人用データモデルを使用します。

C票:財務情報(今後、決算公告データ標準化に合わせて変更予定)

法人用データモデルを使用します。

D票:士業法人役員一覧

必須項目

項目名

説明

役員表記入日

役員表の記入日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

役員

役員の情報。

コアデータモデル「個人」を参照。

資格コード

※今後検討

資格名称

資格名

登録番号

資格を所管する団体が発行する資格者を識別するための番号

登録年月日

資格を取得(登録)した年月日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

資格有効期限

資格保有有効期限日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

所属事業所

資格保有者が主に勤務する事業所の情報。

コアデータモデル「事業所」を参照。

E票:主要株主

法人用データモデルを使用します。

F票:事業所一覧

法人用データモデルを使用します。

G票:資格保有者(従業員)一覧

必須項目

項目名

説明

資格コード

※今後検討

資格名称

資格名

登録番号

資格を所管する団体が発行する資格者を識別するための番号

資格保有者

資格保有者の情報。

コアデータモデル「個人」を参照。

登録年月日

資格を取得(登録)した年月日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

資格有効期限

資格保有有効期限日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

所属事業所

資格保有者が主に勤務する事業所の情報。

コアデータモデル「事業所」を参照。

データモデルの活用イメージ

データモデルを活用した申請のライフサイクルは、以下の流れになります。この中核になるのが申請データで、他の様々なデータとともに活用されます。

標準化されたデータモデルを活用することで、メリットとして以下のシナリオが考えられます。

機能イメージ

自動入力

A社が電子申請を行う際、ログイン後に以前使用した自社の法人情報が自動的にサイト上に表示され、再度入力する手間をかけずにスムーズに次のステップに進むことができます。

ワンストップ

B社が複数の手続の申請を行う際、わかりやすい共通フォームを使って最低限の入力操作を一か所で行うだけでワンストップ手続が行われるため、多くの時間を費やすことなく全ての申請を完了させることができます。

自動照合

C社が申請書B票の中に資格情報を記入します。受付システムが、当該資格情報サイトにAPIで自動照合を行うことで確認が行われ、自動的に次の審査に移行することができるようになります。

サービスイメージ

個人向け

児童手当の場合は、A-B票及び所得の要件など資格情報の組合せで申請が行われています。

次回申請時は、A-B票の内容を確認・修正の上で再提出することが可能になります。また、小児医療証など他の申請を行う場合、A票及び重複する資格情報の提出は不要になります。(ワンスオンリー)

法人向け

法人が行うイベントの後援名義申請の場合は、A-C票及び添付のイベント情報、イベント収支計画の組合せで申請が行われています。(前回のイベントがある場合は、その報告も添付)

同様のイベントを次回申請する場合には、A-C票の内容を確認・修正の上で、新規のイベント情報、収支計画を添付し再提出することが可能になります。前回のイベント終了時に報告済みの場合は報告書の提出は不要になります(ワンスオンリー)。

解説

個人向けデータ標準

申請データに参照する標準がないため、自治体の様々な申請書の様式を参考に作成しています。

法人向けデータ標準

申請データに参照する標準がないため、A票及びC-F票のデータは、経済産業省における従来の申請データフォーマットを複数分析し標準化しています。

財務情報を示すC票は、これまでの申請で税務申告書のコピーを添付する場合が多かったことから、税務申告データをベースに項目を選定し、経営分析が可能なように、中小企業庁ローカルベンチマークのデータ項目を付加しています。税務申告データを活用することにより、納税証明書データとの突合で、財務情報の真正性を確認することが可能になります。

付録

変更履歴

改定年月日

改定箇所

改定内容

2026年10月06日

3 個人用データモデル

4 法人用データモデル

5 士業法人用データモデル

クラス図を更新

2025年3月25日

3 個人用データモデル

4 法人用データモデル

5 士業法人用データモデル

コアデータモデル改訂に伴う修正

2022年11月30日

P18 5.1データモデルの全体概要図

図9 申請(士業法人)データモデルの全体概要図(クラス図)更新

2022年3月31日

全体

正式版決定

2021年6月4日

-

β版公開

デジタル社会推進実践ガイドブック DS-451-2

実装データモデル(行政)

証明・通知

2026年(令和8年)10月06日

デジタル庁

〔キーワード〕

個人、法人、証明、通知、表彰、資格、添付

〔概要〕

個人や法人に行政機関として契約や表彰等の証明や通知を行う業務を行うにあたって参照すべき実践的ガイド。このガイドに従いデータ設計を行うことで、申請の審査自動化等を容易かつ正確に行えるようになります。証明や通知を受けた個人や法人も、このデータを契機にした自動処理を行えるようになります。また、データ設計に関するコストも削減することができます。

目次

背景と課題

背景

資格や納税等に関する証明情報は各種申請の際に添付書類として求められることが多くあります。その証明内容は多岐にわたり、資格証明、納税額等だけではなく、契約の請書、表彰、通知等も一種の証明情報といえます。

証明情報はその申請から廃棄まで、発行者、申請者と受理者が関与するライフサイクルを形成します。これまで、証明情報は主に紙によって発行されてきましたが、「デジタルファースト」、「ワンスオンリー」、「ワンストップ」サービスの実現の観点から、デジタル情報の活用を前提に、ライフサイクル全体を考慮した業務を検討していく必要があります。

証明情報をPDFで添付することもあるため、AI-OCRやRPAのような、コンピュータが文字認識し、その処理を自動化する技術が注目されています。しかしこれらは文字や図表等の認識精度の面からデータの品質低下を招く要因になっており、コストも余計にかかっています。そのため、添付書類自体をデータ化し、API等を通じて自動処理する仕組みが求められています。

課題

添付情報は、紙で提出するのが主流であったため、データの標準化がされてきませんでした。納税証明のようにデジタルデータで提出できる証明書もありましたが、PDFである等の理由で再利用が困難でした。また、住民票のように証明内容に外字を含むため、PDF化しコンビニエンスストアでしか印刷できないといった制約をかけているものもありました。こうしたことから、証明には以下のような課題があります。

デジタルデータ化すると改ざん等のセキュリティ上の課題があるのではないかという指摘がありますが、認証や電子証明書の技術を活用することで、紙での認証以上のセキュリティを確保することができます。また、課題解決にあたってはWebサイト等で正しい情報を確認できる仕組みにしていくことも重要です。

投資対効果

申請者はこれまで、証明書を取得する作業コストと、送付するための作業コストをかけていました。さらに、200円の証明書を5か所に提出するときには5通の証明書を取得する必要があり合計1,000円の費用がかかっていました。これが証明情報をデータ化することで、インターネットがあればどこからでも取得可能で複製も可能なことから、取得に関する人件費はもちろんのこと、証明書費用、送料等の直接費用も削減することができます。

申請を受領する側にとってもメリットがあります。証明情報のデータ項目が細分化されることで、申請書の該当項目と自動照合することができるようになります。さらに、証明内容によっては申請を評価するための評価点の算出が自動化できる場合もあります。

図 3 証明データの自動照合の例

目的と概要

目的

証明、通知データの標準化を通じて、審査の自動化、迅速化、正確性の向上の実現を目指します。申請者の利便性の向上のみならず、行政職員の生産性の向上、行政の透明性の向上も実現できます。

大幅な効果を上げるためには、証明、通知データの標準化だけではなく申請データと一緒に活用することが重要です。申請の流れ全体の中で効率化を目指します。

概要

証明、通知情報は「宛先」「証明内容」「発行情報」の3ブロックで構成されます。

申請を行うときに、申請情報とともに証明情報を送信することも可能ですが、申請受理者が資格番号などをキーに、証明機関のサーバーにAPIで検索することで証明情報を取得し、自動照合をすることが可能になります。こうすることで紙の証明書を廃止でき、申請者、審査者の双方の効率化を図ることができます。

証明内容のデータ項目は業務に応じて自由に設定可能です。宛名と発行者、発行日に加えて、資格の証明では、資格の種類、クラス、有効期限等が証明項目であり、領収書では、適用項目や金額が証明項目になります。

証明、通知データの再利用について

証明、通知情報は、申請者の希望(オプトイン)により、次回申請用に再利用(ワンスオンリー)できるようにするか検討し、再利用可能にする場合は、証明情報を提供するAPI等を提供し最新の証明情報が確認できるようにします。こうすることで申請者、審査者の双方の業務効率が向上します。

データモデル

データモデルの全体概要図(クラス図)

証明・通知の実装データモデルの全体概要図は以下のとおりです。

ad:宛先

ad:宛先

ad:発行元

pd:代表者

ad:証明・通知

ad:宛先

ad:証明日

ad:ID

ad:名称

ad:対象

ad:分類

ad:内容

ad:値

ad:証明開始日

ad:証明終了日

ad:備考

ad:発行元

pd:法人

pd:法人番号

pd:ID群

pd:商号または名称

pd:商号または名称(カナ)

pd:商号または名称(英字)

pd:組織種別

pd:通称

pd:事業活動状況

pd:説明

pd:WebサイトURL

pd:社員数

pd:代表者

pd:代表者役職名

pd:設立年月日

pd:事業種目

pd:登記住所

pd:事業所情報

pd:連絡先情報

pd:個人

pd:ID群

pd:氏

pd:名

pd:氏(カナ)

pd:名(カナ)

pd:氏(英字)

pd:名(英字)

pd:氏名

pd:氏名(カナ)

pd:氏名(英字)

pd:国籍

pd:性別

pd:生年月日

pd:死亡年月日

pd:備考

pd:住所

pd:連絡先情報

概要

証明、通知のデータモデルは、以下になります。

表1 証明、通知のデータ項目

必須項目

項目名

説明

必

宛先

宛先の情報。

コアデータモデル「個人」または「法人」を参照。

証明日

証明の発行日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐYYYY-MM-DD)※通知の場合は発行日

必

ID

証明、通知のID

必

名称

証明、通知の名称

対象

証明、通知の対象となる人やモノ

分類

分野、地域、クラス等の分類

内容

証明、通知の内容、説明

値

証明、通知する対象に数値がある場合に記入

証明開始日

証明の開始日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)※通知で内容に期間があるときに使用

証明終了日

証明の終了日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)※通知で内容に期間があるときに使用

備考

証明、通知に関する備考

必

発行元

発行元の情報。

コアデータモデル「法人」を参照。

活用場面イメージ

申請のライフサイクルの中で送金データに関する証明、手続完了などの通知、申請された証明内容等、いくつかの場面で証明情報が活用されます。

機能イメージ

自動照合

申請データと送金データの照合は、申請データと領収書や印紙の金額を目視で照合するのではなく、法人番号や法人名の確認、手数料と送金データの送金額とが一致するかの確認が自動で行われます。

また、申請データとともに資格証明データが送付されてきた場合には、個人氏名や法人名、資格種別等の自動照合を行います。資格データは、データで送付される場合と、資格証明サーバーに証明書番号などを基に確認しに行く方式があります。

通知

通知は、証明、通知のデータモデルに従ったデータが送られてきます。法人等では、承認が下りたときに自社システムでその通知データを自動判別することで、社内の発注プロセスに自動的に進む等の処理の効率化、迅速化を図ることができます。

サービスイメージ

個人向け

例えば資格証明申請の場合、申請が行われ承認が行われると、通知として資格証明を自動交付することが可能になります。また、このデータを行政機関で活用することが可能となります。

法人向け

後援名義申請の場合、申請が行われ承認が行われると、後援名義承認の通知を自動交付することが可能になります。

解説

データ標準

基準・証明データ

証明データは、欧州の証明データの標準であるCCCEV(Core Criterion and Core Evidence Vocabulary Version 1.0.0)との整合性を確保しています。

表2 CCCEVのクラスのレベル項目

本標準

CCCEV

証明対象者

Agent

対象サービスのフレームワーク

FormalFramework

評価軸

Criterion

評価要求条件

RequirementGroup

CriterionRequirement

評価対象提出資料

RequirementResponse

証明資料

参照資料

Evidence

DocumentReference

証明期間

PeriodOfTime

証明機関

Organization

CCCEVでは、単に証明できるだけではなく、その根拠についても詳細に記述できるようになっています。

資格証明データ

資格証明のデータ標準にはIMSグローバルによるオープン・バッジがあります。

表3 オープン・バッジの標準

項目名

オープン・バッジの項目

証明対象者

Recipient

証明内容(バッジ)

Badge

評価軸

Criteria

評価対象提出資料

RequirementResponse

証明資料

説明

Evidence

Narrative

証明期間

IssuedOn

Expires

証明機関

Issuer

付録

変更履歴

改定年月日改定箇所改定内容
2026年10月06日3. データモデルクラス図を更新
2025年3月25日3. データモデルコアデータモデル改訂に伴う修正
2022年3月31日全体正式版決定
2021年6月4日-β版公開

デジタル社会推進実践ガイドブック DS-451-3

実装データモデル(行政) 事例

2026年(令和8年)10月06日

デジタル庁

〔キーワード〕

事例、取り組み内容、事例集、カタログ、データベース

〔概要〕

行政機関で個人や法人の関係した事例集や事例データベースを作成する時に参照すべき実践的ガイド。このガイドに従いデータ設計を行うことで、他の事例集と合わせた事例の編集や活用をすることができます。

目次

背景と課題

背景

行政機関では取り組んだ事業の内容等を事例集として公開しています。事例集には成功や失敗等の経験が記録されており、個人や法人がサービスや各種活動を行う上で参考になります。しかし、行政機関の各部局で制度毎に独自に作成されていることが多く、それを組織全体の知識として活用することができていませんでした。

また、類似の事例集を地方公共団体などが作成していた場合にも、書式が異なることもあり、一緒に活用することが難しい状況でした。そのため、複数の事例集のデータを組合せて使用したり、AI等で分析したりすることが難しく、十分に管理・活用されていない状況にありました。

課題

これまで事例集の書式は統一されておらず、複数の事例集を集めても比較や検索などが行いにくいという課題がありました。また、記述欄を項目立てず自由記述とした場合には、取り組みのポイントなど分析に必要な事例内容が明確に記載されないことがあり、ノウハウとしての価値が十分に発揮できていない場合がありました。

投資対効果

事例集を作成するには企画、作成、編集、印刷・配布等のコストがかかります。単に事例集を作るだけではなく、検索性を高め、見てもらい、使いこなしてもらうことで、事例集の価値をより高めることができます。

既存の事例集フォーマットを本事例データモデルに合わせることで、従来とほぼ同じ投資で、より多くの政策効果をあげることができるようになります。

目的と概要

目的

行政機関をはじめ多くの組織でノウハウ継承や活動促進のために事例集を作成しています。本データモデルに沿って記述内容を整えることで、事例作成者の作成作業における時間と手間を大幅に削減するとともに、必要な情報を抜け漏れなく入力できるようになります。

また、本データモデルを使うことで必要な事例を正しく素早く検索できるようになります。これらを通じて、事例の活用を広げ、効率化の促進や社会全体の活性化を図ることを目的としています。

概要

具体的には、事例集に含まれる定型的な部分を共通書式化するとともに、事例の内容を細分化して、項目毎に事例を記述できるようにしています。以下に従来書式との変更点の概要を記載します。

上記では、内容の記述欄が細分化されたため記述項目が増えて入力の手間が増えたように見えますが、実際には各データ項目の内容毎に対話形式で記述していくことができるため、入力は容易になり、読み手にもわかりやすくなるといった利点があります。

また、収集しようとしている事例がこの書式にあるデータ項目に該当しない場合には、データ項目を追加して事例データモデルを拡張することもできます。

逆に、データ項目が事例にそぐわない場合には、項目自体を省略したり空欄にしたりすることができます。事例集や事例データベースで空欄の事項は、UI上ではデータ項目の表示を項目も含めて非表示にすることですっきりと表示させることができます。

事例の紹介を記事化したり、中見出しをつけたりする事例集もあります。そのような読み物形式の事例集は、このような定型的なデータ定義では表現が難しいです。

例えば、データベースに基本事項を入れた上で、注目事例だけ別途記事型の詳細経緯等も含んだ事例を作る等、組合せて使用することで、検索も可能、かつ、目的に合った伝え方ができるようになります。

データモデル

データモデルの全体概要図(クラス図)

事例集の実装データモデルの全体概要図は以下のとおりです。

pd:連絡先情報

ad:事例の場所

ad:対象組織

pd:連絡先情報

pd:登記住所

pd:連絡先住所

ad:事例

ad:タイトル

ad:サブタイトル

ad:事例実施年

ad:事例の場所

ad:対象組織

ad:行政サービス分類

ad:テーマ

ad:キーワード

ad:取り組みの概要

ad:取り組み理由

ad:目的

ad:挑戦したこと

ad:取り組み内容

ad:学んだこと

ad:成果

ad:導入での工夫

ad:制約条件

ad:普及

ad:持続させる仕組み

ad:評価の方法

ad:利用した制度

ad:協力者

ad:イメージタイトル

ad:イメージファイル

ad:イメージのライセンス

ad:ビデオタイトル

ad:ビデオURL

ad:ビデオのライセンス

ad:関連URL

ad:関連事例

pd:連絡先情報

ad:ID

ad:公開日

ad:最終更新日

pd:連絡先

pd:連絡先名称

pd:連絡先用途

pd:連絡先電話番号

pd:連絡先メールアドレス

pd:連絡先URL

pd:連絡先SNS

pd:連絡先住所

pd:連絡先備考

pd:住所

pd:全国地方公共団体コード

pd:町字ID

pd:都道府県

pd:市区町村(郡)

pd:町字

pd:番地以下

pd:建物名等(方書)

pd:連結表記

pd:郵便番号

pd:国

pd:町字以下

pd:法人

pd:法人番号

pd:ID群

pd:商号または名称

pd:商号または名称(カナ)

pd:商号または名称(英字)

pd:組織種別

pd:通称

pd:事業活動状況

pd:説明

pd:WebサイトURL

pd:社員数

pd:代表者

pd:代表者役職名

pd:設立年月日

pd:事業種目

pd:登記住所(

pd:事業所情報

pd:連絡先情報

ad:事例集

ad:データカタログ名

ad:データカタログ説明

ad:データカタログ作成者

ad:発行年

ad:ライセンス

ad:言語

事例集データモデル(カタログ情報)

事例を集めて事例集や事例データベースにする時の、事例集や事例データベースに対する解説(カタログ)情報のデータモデルは以下のとおりです。

項目名説明
データカタログ名事例集等の冊子、データセット名
データカタログ説明事例集等の概要(300文字以内で記入)
データカタログ作成者事例集等の作成者名
発行年事例集等の発行年(西暦の半角数字4桁で記入)
ライセンス事例集のライセンス(CCライセンス等の情報を記入)
言語事例集の言語を英字3文字コードで記入。JPNは省略可能。

表1 事例集をカタログ情報として表した場合のデータ項目

事例データモデル

個々の事例を記述するデータモデルです。個人の事例の場合には、対象組織を「居住地」「年代」等、事例集に適した項目に変更します。また連絡先情報も個人の場合は不要です。

表2 事例のデータ項目

必須項目

項目名

説明

必

タイトル

事例のタイトル

サブタイトル

事例のサブタイトル

事例実施年

事例を実施した年(制度利用年)

必

事例の場所

事例を実施した場所の都道府県名。全国で実施した場合には、「全国」と記入

必

対象組織

対象組織に関する情報。

コアデータモデル「法人」を参照。

行政サービス分類

補助金、税制等の行政サービス分類。

テーマ

「エネルギー」等、事例集内に分類したテーマがある場合に記入

キーワード

事例にキーワードがある場合に記入。複数ある場合には半角セミコロン「;」区切りで列挙

必

取り組みの概要

事例の取り組みの概要(300文字以内)

必

取り組み理由

事例の取り組みに着手した理由やきっかけ

必

目的

事例の取り組みが目指した目的

挑戦したこと

事例の中で、特に挑戦したことや解決策

必

取り組み内容

事例の取り組み内容の詳細

学んだこと

事例の取り組みを通じて学んだことと伝えたいこと

成果

事例の取り組みで達成された成果

導入での工夫

事例の取り組みの導入において工夫したことがあれば記入

制約条件

事例の取り組みを行う上で制約になった条件等があれば記入

普及

この事例の取り組みを普及させるために活動していることがあれば記入

持続させる仕組み

この事例の取り組みを継続し持続させる仕組みがあれば記入

評価の方法

生産性等、事例の取り組みを評価した方法があれば記入

利用した制度

事例に関連して利用した補助金などの制度

協力者

協力者や共同研究者がいる場合に記入

イメージタイトル

事例の写真や図につけるタイトル

イメージファイル

事例の写真や図のイメージファイル名

イメージのライセンス

転載禁止等、事例の写真や図のイメージのライセンスがある場合に記入

ビデオタイトル

事例の動画のタイトル

ビデオURL

事例の動画のリンク先のURL

ビデオのライセンス

転載禁止等、事例の動画のライセンスがある場合に記入

関連URL

取り組みに関する組織の関連ページのURL

関連事例

本事例に関連した事例がある場合にその情報を記入

必

連絡先情報

連絡先情報。

コアデータモデル「連絡先」を参照。

ID

事例IDを記入

公開日

本事例の初公開日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

最終更新日

本事例の最終更新日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

活用場面イメージ

事例集を作成する場合の流れは以下のようになっています。事例データモデルを使うことで、事例作成者は質問に答える形式で事例を書いていくことができます。

機能イメージ

事例記述

事例作成者は、事例を記述する場合に、自由に作文をしていくのではなく、背景、目的、挑戦したこと、その結果と、ヒアリングを受けているように順次記述していくことができます。

事例確認・修正

事例作成者は、事例の各項目を確認することで、事例利用者に示唆があるかどうかの確認をすることが容易になります。また、事例集編集者は、修正のポイントを示しやすくなります。

事例集の編集

事例のデータ項目の形式が決まっているため、事例集編集者は、書式やスタイルを決めるだけで簡単に事例集を作成することができます。

サービス例

中小企業向け支援制度の提供を行う「ミラサポplus 事例ナビ」では、本データモデルのサブセット化をしてサービスを提供しています。本モデルのすべてのデータモデルを適用しようとしても、既存の事例情報の元データは十分にデータ細分化ができていないことから、まずは、現在のデータ粒度を基に、データ項目を最小化してサービスを実現しています。

表3 ミラサポplus 事例ナビでのデータ項目

項目名 説明
ID 事例IDを記入
タイトル 事例のタイトル
事例実施年 事例を実施した年(制度利用年)
事例の場所 事例を実施した場所の都道府県名。全国で実施した場合には、「全国」と記入
組織名 法人名。事業所の事例の場合は法人名に加えて事業所名も記入
法人番号 法人に割り当てられた一意の番号(13桁)
組織種別 法人の種別を入力する(「5 解説」で示す国税庁の組織種別を選択して記入)
正社員数 決算期の正社員数
従業員数 決算期の従業員数(常時雇用)
売上高 決算期の法人の売上高(数字)
事業内容 事例を提供する組織の概要(300文字以内)
本社所在地 本社所在地の都道府県名。外国会社等の場合は、国名等を記入
資本金 決算期の資本金(数字)
設立年月日 登記の日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)
日本標準産業分類 大分類。可能な場合には中分類を記入
行政サービス分類 補助金、税制等の行政サービス分類(「5 解説」で示す行政サービス分類を選択して記入)
お困りごと分類 事例の取り組みの元となるお困りごと(事例ナビでの追加事項)
テーマ 「エネルギー」等、事例集内に分類したテーマがある場合に記入
キーワード 事例にキーワードがある場合に記入。複数ある場合には半角セミコロン「;」区切りで列挙
取り組み理由 事例の取り組みに着手した理由やきっかけ
取り組み内容 取り組み内容の詳細
成果 事例の取り組みで達成された成果
普及 この取り組みを普及させるために活動していることがあれば記入
利用した制度 利用した制度
協力者 協力者や共同研究者がいる場合に記入
イメージタイトル 事例の写真や図のタイトル
イメージファイル 事例の写真や図のイメージファイル名
ビデオタイトル 事例の動画のタイトル
ビデオURL 事例の動画のリンク先のURL
関連URL 取り組みに関する組織の関連ページのURL
担当部署 担当部署名
電話番号 担当部署の電話番号(市外局番にカッコをつけ、以降の番号はハイフンで接続。半角)
メールアドレス 連絡先のメールアドレス
住所 連絡先の住所を記入
Webフォーム 連絡先のWebフォームを記入
公開状態 Webサイトへの公開、非公開を記入
公開日 本事例の初公開日を記入。YYYY-MM-DDの形式で記入
公開終了日 本事例の公開終了日を記入。YYYY-MM-DDの形式で記入
最終更新日 本事例の最終更新日を記入。YYYY-MM-DDの形式で記入
管理グループ この事例データの管理者の情報を記入
事例集 この事例が掲載されている事例集名を記入

解説

データ標準

このデータモデルは、政府が整備するデータ標準である共通語彙基盤、インターネット上のデータカタログの標準であるDCATやインターネット上のデータ項目標準であるschema.orgのCreativeWorkを参考に整備しています。

また、内容の詳細項目の設定は、国連公共サービス省のデータモデル、OECDのOPSI(Observatory of Public Sector Innovation)のデータモデルを参考に設定しており、事例を翻訳することで国際的にも活用が可能です。

本標準

OECD OPSI Case Study

タイトル

Title of innovation

事例実施年

Year your Innovation was put into practice

取り組みの概要

Short and Simple Explanation

取り組み理由

+目的

+取り組み詳細

Innovation overview

キーワード

Innovation tag

挑戦したことや解決策

What makes your project innovation

(該当なし)

Innovation status

協力者

Collaborations & partners

日本標準産業分類

Users, stakeholders & Beneficiaries

成果

Result, Outcome & failures

導入での工夫

+制約条件

+利用した制度

Condition for success

普及

+持続する仕組み

Replication

学んだことと伝えたいこと

Lessons learned

※ OPSIの項目にある「Innovation status」は、日本の事例集は基本的に導入「Implementation」フェーズなので省略。

※ +で表した項目は、本ガイドの複数項目を合わせることでOPSIに対応

法人種別

組織の種別項目に記述する法人の種別は、法人番号を付番する国税庁が法人番号公表サイトで使用する以下の種別を使います。

付録

変更履歴

改定年月日改定箇所改定内容
2026年10月06日3. データモデルクラス図を更新
2025年3月25日3. データモデルコアデータモデル改訂に伴う修正
2022年3月31日全体正式版決定
2021年6月4日-β版公開

デジタル社会推進実践ガイドブック DS-451-4

実装データモデル(行政)

行政サービス・制度

2026年(令和8年)10月06日

デジタル庁

〔キーワード〕

行政サービス、制度、支援制度

〔概要〕

行政機関で行政サービスや支援制度情報に関する情報提供をするシステムを作る時に参照すべき実践的ガイド。このガイドに従いデータ設計を行うことで、行政サービスや支援制度情報が容易かつ正確に情報提供できるようになります。また、データ設計に関するコストも削減することができます。

目次

背景と課題

背景

国、都道府県、市区町村は、多くの行政サービス、支援制度、補助金(以降、行政サービスと表記)を個人や法人に対して提供しており、その数は数千種類ともいわれています。これらの説明は紙で行われることが多く、国、都道府県、市区町村がそれぞれガイドブックやリーフレットなどを発行しています。これらのガイドブックは記述項目や分類が異なり、行政サービス間の比較検討が難しくなっています。

国際的には、行政サービスの分類方法(サービスカタログ)や記述方式(行政サービス情報)の統一が進められており、広域での情報提供を行いやすい環境を整備しています。

課題

どのような行政サービスや支援制度があるのか知りたい、自分が活用できる行政サービスや支援制度は何か知りたいという意見は、行政サービスに関する調査を行うと常に上位にあげられています。利用者のために作った制度にもかかわらず、そのサービスや支援制度の存在が知られておらず、その行政サービスの利用率が低いと指摘されることもあります。

特に、大規模災害後には緊急で支援制度などが数多く提供されますが、これらの情報は、各組織で紙冊子が作られ、検索性が低い状況で配布がされています。

また、地方公共団体等、様々な機関が支援制度情報の冊子などを作っており、利用者がわかりやすいように行政サービスのタイトルや説明を書き直したり、自治体独自の加算金を加えた派生形の行政サービスを作ったりすることがあります。このように情報内容に様々なバリエーションがあることにより、行政サービスの全体像がわかりにくくなっている場合もあります。

利用者にとっての課題

・行政サービスや支援制度を知らない、見つけられない

・各支援制度情報の記述内容が不統一で分かりにくい

・類似の支援制度が複数組織から公表されていてわかりにくい

・同じ支援制度が複数個所から違う表現で情報提供され、複数の支援制度に見える

・支援制度を知った時には申込みが終わっていることがある

行政職員にとっての課題

・情報が利用者に届かないため、利用(政策の普及)が進まない

・支援制度広報に予算が必要だが、十分にない

・周辺自治体などの支援制度情報を調べたくても調べられない

・国の支援制度を探すのが大変

・災害時に大量の追加の支援制度が出るが、手作業で対応している

投資対効果

行政サービスに関する情報の提供は情報利用者の視点ではなく情報提供者の視点で行われることが多いため、行政サービスの利用者は、活用できるサービスを探すために多くの時間をかけたり、支援制度活用の機会を逃していたりすることさえあります。これまで、サービスや制度を探す際には、市区町村、都道府県、国、支援機関の情報を収集し、利用できそうなサービスや支援制度を比較検討し、更に、支援機関に相談することもあります。これら様々な支援機関から提供される支援制度を一元的に検索できるようにすることで、全ての利用者の時間節約になるとともに、早期の行政支援の活用によりその効果を享受することが可能になります。

行政サービスや支援制度の提供部門にとってもメリットがあります。定型データモデルに制度情報を記入する事務コストは従来の業務とほとんど変わりませんが、定型のデータモデルに支援制度を記入することにより、政策の広報が効率的にできるだけでなく、内容が分かりやすくなるため問い合わせが減るという効果もあります。

利用者が相談に訪れる相談機関や支援機関は、利用者に合わせた制度が探しやすくなり、的確な支援をアドバイスしやすくなります。支援対象者の業種に特化したガイドブックの作成等をすることもできるようになります。

特に災害時には、日々追加される支援制度を効果的に情報提供・収集できる必要があることから、このように定型データモデルによる情報提供は非常に大きな価値を生み出すと考えられます。

目的と概要

目的

行政サービス情報を正確かつ効率的に利用者に届け、活用の促進を図ることを目的とします。

利用者の業務を効率化するだけではなく、提供する行政機関の問い合わせ対応業務の削減等も実現します。

概要

行政サービスを紙の冊子でもインターネット経由でも活用しやすいデータとして整備します。そのために、タイトルや連絡先等のデータ項目の統一化と記述方式の統一を行います。

行政サービスは、社会変化に合わせて日々追加されますが、行政サービス情報に付加されたタグ等により、利用者の要望に応じて追加配信をすることも可能になります。

デジタルデータでの整備

行政サービスの検索性を高めるためには、データ化が欠かせません。検索性を高めるために、従来の記述内容のうち、特定の情報については別項目でデータを登録する場合もあります。

データ表記の簡素化

単にデータ項目を統一するだけではなく、利用者にわかりやすくするためにデータ表記の簡素化を行います。日付の表記項目を統一するのをはじめとして、補助率は、1/3補助や5/12補助などのわかりにくい分数表現ではなく、小数点以下1桁表示にするなどの工夫が必要です。制度によっては、条件により補助率を複数持つ場合がありますが、最大補助率とそれを補足する自由記述を組み合わせることで、検索性を高めつつ詳細情報も伝える工夫をする必要があります。

データ基準の簡素化

データの記述項目に曖昧性がある項目を明確化します。これまで、補助金などの説明が、補助の対象購入額なのか、補助金として最大支給額なのかが行政サービス毎に異なる記述をされていました。また、金額や人数の記載では、「以下」と「未満」が混在しています。いき値の扱いに関する情報を内容説明の中で明確にする必要があります。

行政サービスIDによる管理

制度間の関連性を明確にするために制度IDを付与します。元の制度の内容を変えずにわかりやすい文書に書き下す場合や加算などを行う場合には、親の制度IDを記述することで、その関連性がわかるように管理します。

行政サービスIDは、制度所管組織が付与する必要があります。制度所管組織は、制度名の変更や制度内容の軽微な変更をした時にも、同じ制度IDを使う必要がありますが、制度の大幅な変更がある時には新しい制度IDを付与することも検討する必要があります。

地方公共団体は、国の制度の派生の制度を作る時には、IDの連携によりその関係性を明確にすることで住民にわかりやすく情報提供することができるようになります。また、地方公共団体が独自に制度を制定する時には、地方公共団体コードと組み合わせた制度IDを独自に発行することとなります。

データモデル

データモデルの全体概要図(クラス図)

行政サービス・制度の全体概要図は以下のとおりです。

pd:連絡先情報

ad:制度

ad:制度所管組織

ad:タイトル(制度名)

ad:サブタイトル(通称)

ad:制度番号

ad:元制度番号

ad:制度変更区分

ad:根拠法令

ad:地域群

ad:地域

ad:概要

ad:内容

ad:対象者

ad:用途・対象物

ad:収入条件

ad:家族構成条件

ad:対象者条件

ad:従業員条件

ad:資本金条件

ad:創業年条件

ad:給付上限額

ad:最大金利

ad:借入限度額

ad:償還期限

ad:最大補助率

ad:費用

ad:予算枠の有無

ad:申請届出方法

ad:募集時期

ad:公募開始日

ad:公募終了日

ad:公募備考

ad:手続書類

ad:電子申請の有無

ad:添付ファイルの名称

ad:添付ファイル名

ad:詳細参照先

ad:詳細URL

ad:標準産業分類

ad:ステージとアクション

ad:事業ステージ

ad:お困りごと

ad:サービス種別

ad:災害名

ad:キーワード

ad:実施組織・支援機関

ad:お問い合わせ先

ad:お問い合わせ一覧

pd:連絡先情報

ad:公開開始日

ad:公開終了日

ad:最終更新日

ad:表示優先度

pd:連絡先

pd:連絡先名称

pd:連絡先用途

pd:連絡先電話番号

pd:連絡先メールアドレス

pd:連絡先URL

pd:連絡先SNS

pd:連絡先住所

pd:連絡先備考

データモデルの項目定義

表1 行政サービス・制度のデータ項目定義

必須項目

項目名

説明

必

制度所管組織

制度を所管する組織

必

タイトル(制度名)

制度のタイトル(40文字以内を推奨)

サブタイトル(通称)

制度のサブタイトル(40文字以内を推奨)

制度番号

制度固有のID

元制度番号

当該制度の元となる制度のID

制度変更区分

元制度がある場合に制度の変更状況

0:分かりやすいように内容を変えずに書換えを実施

1:地方公共団体などでの追記あり

2:条件による詳細化

根拠法令

根拠となる法令や条例

地域群

制度の提供範囲に該当する地域の集合

地域

制度の対象都道府県、市区町村コード(セミコロン区切りで列挙)

必

概要

制度の概要(100文字以内)

必

内容

制度の内容(500文字以内)

対象者

制度の利用者に条件がある場合に記入

用途・対象物

制度の利用用途に制限がある場合に記入

収入条件

対象となる収入の種類、収入条件

家族構成条件

家族構成の条件がある場合に条件を記入

対象者条件

対象者の条件がある場合に条件を記入

従業員条件

従業員規模(人数)

資本金条件

資本金の規模(円単位)

創業年条件

創業年に条件がある場合に条件を記入

給付上限額

給付上限額(円単位)

最大金利

貸与の場合に金利などの条件(複数金利がある場合には、最大金利を%で記入)

借入限度額

貸与の場合に借入の限度額(円単位)

償還期限

償還期限がある場合に記入(年)

最大補助率

補助の場合に補助率(最大補助率を%で、小数点以下1桁まで四捨五入で記入)。1/3補助は33.3%

費用

制度利用に費用が掛かる場合に記入(円単位)

予算枠の有無

予算総額に上限があり、年度途中で終了する可能性がある場合に「有」と記入

申請届出方法

申請届出方法がある場合に記入

募集時期

随時、未定若しくは予定募集時期

公募開始日

公募する制度に関しては公募開始日。未定の場合には空欄にし、公募備考に未定等と記入(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

公募終了日

公募する制度に関しては公募終了日。未定の場合には空欄にし、公募備考に未定等と記入(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

公募備考

公募に関する諸条件

手続書類

手続に必要な書類がある場合に記入。申請書類の入手先、URLがある場合にはここに記入

電子申請の有無

電子申請がある場合には、URLを記入

添付ファイルの名称

制度に関連して添付ファイルがある場合にファイル名称を記入(内容説明で図を使う必要がある場合等にも利用可能)

添付ファイル名

添付のファイル名を拡張子も含んで記入

詳細参照先

詳細参照先の名称

詳細URL

詳細参照先のURL

標準産業分類

大分類又は中分類

複数選択可能(3個まで)

ステージとアクション

支援対象となるライフステージとアクション(サービスカタログから選択)

事業ステージ

企業の成長段階に応じて直面する状況・局面

お困りごと

行政サービスを探す元となるお困りごと(サービスカタログから選択)

サービス種別

行政サービスの種類(サービスカタログから選択)

災害名

制度の対象となる災害が指定されている時に記入

キーワード

制度につけるキーワード(セミコロン区切りで列挙)

実施組織・支援機関

制度所管組織と異なる組織が運用する場合に記入

お問い合わせ先

問い合わせ先情報。詳細化できる場合には連絡先情報も記入

お問い合わせ先一覧

問い合わせ先がリスト化して公開している場合にはURL

必

連絡先情報

連絡先情報を記入。

コアデータモデル「連絡先」を参照。

公開開始日

本制度の情報公開開始日

公開終了日

本制度の情報公開終了日

最終更新日

本制度の最終更新日

表示優先度

表示に優先がある場合に記入。10が最優先、1が最低(同じ条件でリスト化される時の表示優先順位)

事例

ミラサポplus 制度ナビ

中小企業向け支援制度の提供を行う「ミラサポplus 制度ナビ」では、本データモデルのサブセット化と中小企業向けの拡張を行ってサービスを提供しています。本モデルのすべてのデータモデルを適用しようとしても、現在の支援制度情報の元データが十分にデータの細分化ができていないことから、まずは、現在のデータ粒度を基に、データ項目を最小化してサービスを実現しています。また、独自項目をいくつか付与しています。

項目名説明
制度集情報源の制度集がある時、または、制度集としてグループ管理したい時に記入
中小企業施策利用ガイドブックページNo中小企業施策利用ガイドブックに掲載されている制度の場合、そのページ番号を記入
特定施策区分中小企業庁の特定施策の場合に施策名を記入
関連制度関連する制度
企業規模対象企業の企業規模

表2 ミラサポplus 制度ナビで追加された独自項目

表3 ミラサポplus 制度ナビのデータモデル

項目名

説明

基本

制度所管組織

制度を所管する組織

タイトル(制度名)

制度のタイトル

40文字以内を推奨(スマートフォンではこれ以上表示できない場合があります)

サブタイトル(通称)

制度のサブタイトル

40文字以内を推奨(スマートフォンではこれ以上表示できない場合があります)

制度番号

制度固有のID

元制度番号

当該制度の元となる制度がある場合にそのIDを記入

制度変更区分

元制度がある場合に制度の変更状況を記入

0:分かりやすいように内容を変えずに書換えを実施

1:地方公共団体などでの追記あり

2:条件による詳細化

制度集

情報源の制度集がある時、または、制度集としてグループ管理したい時に記入

中小企業施策利用ガイドブックページNo

中小企業施策利用ガイドブックに掲載されている制度の場合、そのページ番号を記入

特定施策区分

中小企業庁の特定施策の場合に施策名を記入

根拠法令

根拠となる法令や条例

関連制度

関連する制度

地域群

制度の提供範囲に地域群がある場合に記入

地域

制度の対象都道府県、市区町村コード。(複数ある場合はセミコロン区切りで列挙)

内容

概要

制度の概要を100文字以内で記入

内容

制度の内容を500文字以内で記入

企業規模

対象企業の企業規模

対象者

制度の利用者に条件がある場合に記入

用途・対象物

制度の利用用途に制限がある場合に記入

申請

申請URL

申請URLがある場合に記入

申請届出方法

申請届出方法がある場合に記入

公募開始日

公募する制度に関しては公募開始日を記入。未定の場合には公募備考に記入(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

公募終了日

公募する制度に関しては公募終了日を記入。未定の場合には公募備考に記入(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

公募備考

公募に関する諸条件

関連情報

詳細参照先

詳細参照先の名称

標準産業分類

大分類又は中分類

複数選択可能(3個まで)

事業ステージ

企業の成長段階に応じて直面する状況・局面

お困りごと

行政サービスを探す元となるお困りごと(「5.2」サービスカタログから選択)

サービス種別

行政サービスの種類(「5.2」サービスカタログから選択)

災害名

制度の対象となる災害が指定されている時に記入

キーワード

制度に関連するキーワード

実施組織・支援機関

制度所管組織と異なる組織が運用する場合に記入

お問い合わせ先

問い合わせ先情報。詳細化できる場合には連絡先情報も記入

公開状態

Webサイトへの公開、非公開の管理状況

公開開始日

本制度の情報公開開始日

公開終了日

本制度の情報公開終了日

最終更新日

本制度の最終更新日

表示優先度

表示に優先がある場合に記入。10が最優先、1が最低(同じ条件でリスト化される時の表示優先順位)

管理グループ

制度情報を管理するグループ

個人の制度情報の場合は、「事業ステージ」「お困りごと」「サービス種別」の部分が個人向けのステージ情報等になります。

解説

データ標準項目について

欧州の行政サービス情報のデータ標準であるCPSVと東日本大震災後に復旧・復興支援制度データベースとして運用してきたデータ項目、中小企業施策利用ガイドブックの情報内容を基に作成しています。

サービスカタログモデルに基づくタグ

情報の検索性を向上させるためサービスカタログモデルに基づくタグを付与しています。詳細については「491-1_コード_サービスカタログ.docx」を参照してください。

付録

変更履歴

改定年月日改定箇所改定内容
2026年10月06日3. データモデルクラス図を更新
2025年3月25日3. データモデルコアデータモデル改訂に伴う修正
2022年3月31日全体正式版決定
2021年6月4日-β版公開

デジタル社会推進実践ガイドブック DS-451-5

実装データモデル(行政) イベント

2026年(令和8年)10月06日

デジタル庁

〔キーワード〕

イベント、主催、共催、後援

〔概要〕

イベント情報をシステム実装する際に参照すべきデータモデルについて解説するガイドブックです。このガイドに従いデータ設計を行うことで、同じ設計規則に従うシステム間、分野間でのデータ連携を容易かつ正確に行えるようになります。また、データ設計を実施するコストも削減することができます。

目次

背景と課題

背景

行政機関は政策を推進するため様々なイベントを主催したり、関連する民間イベントを後援したりしています。しかしその広報範囲は限定されており、十分に政策効果を上げているとは言えません。

イベントの種類にも様々なものがあり、主催・後援イベント以外にも、工場見学のような常設イベントを一覧で提供している場合もあります。

また、審議会の案内、施設公開等もイベントであり、災害時の活動も一種のイベント情報として効率的な配信をすることが可能です。

課題

主催イベントや後援イベント等、それぞれの行政機関が個別に情報を発信しているため、情報の公開場所が統一されておらず、イベント対象者に対して的確に情報が届いていません。

投資対効果

行政機関主催のイベントに関する広報は、Webサイトに載せているだけの場合が多く、イベント情報のデータを様々な媒体で活用できるようにして、体系的に広報することにより、手間と費用を抑えつつ、より大きな広報効果を上げることが可能になります。また、後援イベントを統一したサイト等から情報を提供することで、効果的に周知し政策効果を上げることができます。

目的と概要

目的

個人や法人に関連したイベント情報を必要な利用者が容易に発見・入手できるように、イベントデータを構造化してタグをつける等の標準化を行います。イベント情報を標準化することで、情報流通をしやすくしてイベントの活用を促進します。

イベント情報の発信方法を改善することにより、政策を必要な人に的確に伝えることを目的とします。

概要

イベント情報では、いつ、どこで、誰が、どのようなテーマでイベントを行うかということが重要な情報項目になります。イベントには広域で行うイベントがあったり、情報化月間などという上位のイベントがあったり、イベント内で行うサブイベントがあったりと様々な条件があり、標準的なデータを作るのが難しいと言われてきました。

一般的なイベントは以下のように表すことができます。また、定期開催イベントと単独開催のイベントでも記述方法が変わってきます。

このようなイベントのデータモデルを使うことで、イベント主催者は、様々な関係者へのデータ公開を効率化することができます。また、詳細な必要情報を公開することができるため、問い合わせを減らすことができます。

海外の政府機関では、府省主催のイベント以外に、府省が後援をしている民間イベントも府省のWebサイトのトップページで案内しているところもあります。

また、多くのイベントを公表する場合には、画面で見やすいように一覧化することが重要になります。主要データを抜粋して簡易的に一覧表示させ、別途整理した詳細情報に誘導する等の工夫をしていきます。

データモデル

データモデルの全体概要図(クラス図)

イベントの実装データモデルの全体概要図は以下のとおりです。

pd:連絡先情報

pd:開催場所住所

pd:連絡先住所

pd:イベント

pd:ID

pd:イベント名

pd:イベント名(カナ)

pd:イベント名(英字)

pd:通称

pd:サブタイトル

pd:説明

pd:サブイベント

pd:イベント種類

pd:イベントURL

pd:状態

pd:キーワード

pd:タグ

pd:開催パターン

pd:開始日

pd:終了日

pd:開始時刻

pd:終了時刻

pd:日時説明

pd:開催場所

pd:開催場所住所

pd:開催施設

pd:アクセス方法

pd:Web開催

pd:主催団体

pd:共催団体

pd:関連団体

pd:対象者

pd:定員

pd:料金有無

pd:駐車場有無

pd:連絡先情報

pd:連絡先

pd:連絡先名称

pd:連絡先用途

pd:連絡先電話番号

pd:連絡先メールアドレス

pd:連絡先URL

pd:連絡先SNS

pd:連絡先住所

pd:連絡先備考

pd:住所

pd:全国地方公共団体コード

pd:町字ID

pd:都道府県

pd:市区町村(郡)

pd:町字

pd:番地以下

pd:建物名等(方書)

pd:連結表記

pd:郵便番号

pd:国

pd:町字以下

pd:アクセシビリティ

pd:車椅子可

pd:車椅子貸出

pd:ツエ貸出

pd:バリアフリートイレ

pd:スロープ、エレベータ、エスカレータ

pd:点字ブロック等の移動支援

pd:点字や読上による支援

pd:盲導犬・介助犬・聴導犬同伴

pd:字幕

pd:筆談対応

pd:優先駐車場

pd:オストメイト対応トイレ

pd:子供トイレ

pd:授乳室

pd:おむつ替えコーナー

pd:飲食可否

pd:ベビーカー貸出

pd:ベビーカー利用可

pd:備考

pd:子供預かり情報

pd:料金有無

pd:料金説明

pd:最少年齢

pd:最少月齢

pd:最大年齢

pd:開所時間

pd:閉所時間

pd:備考

データモデルの項目定義

項目定義はコアデータモデルのイベントと同一となっています。内容の詳細は、「43C_コアデータモデル解説書_イベント.docx」を、また項目の記入例や形式などの詳細は「438_コアデータモデル_DMD.xlsx」をあわせて参照してください。

活用場面イメージ

イベント情報収集時のイメージ

各行政機関では、イベントを自ら主催する場合と、第三者が行うイベントを後援する場合があります。

主催イベント

主催イベントは、本データモデルのイベント情報に従い記入します。府省でのイベント案内ページ等に掲載、若しくは、APIで公開することで、広範囲へのイベント情報の公開が期待されます。

後援名義イベント

後援名義の依頼者に、申請データの一部として提出をしてもらいます。府省でのイベント案内ページ等に掲載、若しくは、APIで公開することで、広範囲へのイベント情報の公開が期待されます。

各種会議への適用イメージ

審議会などの会議開催は、現在、各府省のWebページに掲載されていますが、イベント情報提供モデルを使って提供することで、会議内容を広く広報することが可能になります。以下の表は会議をイベントの一種と捉え、イベントのデータモデルをベースにカスタマイズした会議のデータモデルの例です。

項目説明
ID会議を識別するユニークなID
会議名会議の名称
概要会議情報として公開可能な情報(70文字以内)
説明会議情報の詳細
イベント種類「委員会」「検討会議」など、会議の種類を記載
対象者会議に関連する人の情報
詳細URL会議情報を公開しているURLを記載
Web開催Web開催の開催形式(現地開催のみ、オンライン、ハイブリッド)など
開催日会議の開催日
開始時刻会議の開始時刻
終了時刻会議の終了時刻
日時説明定型で表せない条件を記入
場所名称会議室名
主催団体会議主催者
申込方法当日参加可、要事前申込み等の申込み情報
開催場所住所開催場所住所の情報(コアデータモデル住所)
連絡先主催や申込の連絡先(コアデータモデル連絡先)
備考特記事項があれば記入

表1 イベントをベースにした会議のデータモデルの例

災害時支援活動への活用イメージ

災害時の各種支援活動は、データ構造がイベントのデータ構造と同じです。イベント情報と同じ構造で情報発信することで、災害時に効率的で正確な情報発信が可能になり、その情報を広域で集約するなどの活用が可能になります。また、平時用のイベント情報配信の仕組みを使って被災者に情報を配信することができます。

項目説明
ID活動を識別するユニークなID
名称支援活動の名称
概要支援活動情報として公開可能な情報
説明支援活動の詳細情報
イベント種類「炊出」、「給水」、「風呂」、「医療」、「ガソリン」、「給電」、「その他」等から選択
開催日支援活動の開催日
開始時刻支援活動の開始時刻(24時間表記とし、時・分の半角数字を半角コロンでつなぐHH:MM形式)
終了時刻支援活動の終了時刻(24時間表記とし、時・分の半角数字を半角コロンでつなぐHH:MM形式)
場所名称支援活動の会場名がある場合に記入
場所住所支援活動の会場住所(コアデータモデル住所)
対象者支援活動の対象となる人の情報
集合(受付)場所集合場所や受付場所があれば記載
提供者(主催者)支援活動の提供者
連絡先当日の連絡先情報(コアデータモデル連絡先)
詳細URL概要等を掲載したURLがあれば記載
料金有無支援活動に必要な費用の有無
備考特記事項があれば記入

表2 イベントをベースにした災害時支援活動のデータモデル

体験イベントでのカスタマイズ例

体験イベントは、学校の課外活動、体験型旅行等の大きなニーズがあります。イベントのデータモデルに加えて以下の情報をカスタマイズ項目として付加することで、情報発信を充実させることができます。

項目説明
対象年齢年齢。学年を記入する場合もある
体験種類「学ぶ」、「ふれる・感じる」、「体を動かす」、「奏でる」、「乗る」、「見る」、「作る・描く」、「収穫・採集する」、「その他」から選択する
体験対象体験対象
体験内容体験内容
その他条件身長120cm以上などの諸条件を記入

表3 体験イベントで付与するカスタマイズ項目の例

付録

変更履歴

改定年月日

改定箇所

改定内容

2026年10月06日

3 データモデル

クラス図を更新

2025年3月25日

3 データモデル

4 活用場面イメージ

コアデータモデル改訂に伴う修正

2022年9月12日

P7 図5 イベントデータモデルの全体構造図(クラス図)

多目的トイレの呼称を国土交通省のガイドライン(建築物におけるバリアフリーについて)に従いバリアフリートイレに変更

2022年3月31日

全体

正式版決定

2021年6月4日

-

β版公開

デジタル社会推進実践ガイドブック DS-451-6

実装データモデル(行政) 報告書・会議資料等

2026年(令和8年)10月06日

デジタル庁

〔キーワード〕

報告書、会議資料

〔概要〕

行政機関で報告書や会議資料等の情報を公開するときに参照すべき実践的ガイド。このガイドに従いデータ設計を行うことで、報告書、会議資料の参照が増え、調査研究や政策取りまとめ等の広報を、広範に行うことができます。

目次

背景と課題

背景

行政機関では審議会や調査研究など多くの報告書が作成されています。これらの報告書は世界の最先端を調査したもの、国の基本的な展望を示すものなど、社会的に価値の高いものが数多くあります。また、審議会、研究会などの会議で使用されている資料も最新動向などが整理されている資料や、政策生成過程の資料が公開される等、社会的に非常に価値の高い情報があります。

一方、報告書や会議資料の中にはその存在を見つけることが難しいものもあり、有益な情報があるにもかかわらず活用できていない状況でした。また、報告書を見つけた場合にもタイトルがわかりにくかったり、概要や目次が公開されていなかったりするために、必要な情報にたどり着けないこともあります。

更に、最近のWebサイトはパーマリンクを活用していることが多く、検索で当該資料を見つけても、その資料がどの会議で提示されたものかわからない事例も増えています。

課題

例えば、国会図書館に納本されている報告書等はデータベースで検索可能ですが、概要情報等がないため必要な報告書等にたどり着けないことがあります。また、会議資料は、会議開催情報のWebサイトを見に行くか、検索サイトで検索するのが主な入手手段でした。

・有益な報告書や資料があれば活用したいが、どんなものがあるかわからない

・概要情報がないため、中を見ないと必要な情報かどうかわからない

・報告書がPDFで再利用ができない(特にデータ)

・担当部局内でも報告書が周知されず活用されていない場合がある

投資対効果

先進技術調査や海外事例調査を各企業でも費用をかけて行っていますが、類似の報告書から必要な情報を得ることで調査コストを削減することや、より高度な調査を行うことが可能になり社会全体のコストを軽減することができます。

目的と概要

目的

報告書や会議資料の書誌情報を一定のデータ形式で公開し、再利用しやすくすることで、報告書の活用を促進し、政策の普及や先進情報の共有を図ることを目指します。また、重複調査の防止を図る等、社会全体でのコスト削減と調査予算の有効活用を目指します。

概要

各省庁の報告書情報は、国会図書館と政府のデータカタログサイトに登録することとなっていますが、二重の作業にならないように配慮する必要があります。

報告書の書誌情報を収集した部署が一括して登録する等の工夫が必要です。担当部門が個別に登録する場合にも本データモデルの書式を使うことで容易に登録できるようになります。

会議資料は、当該会議開催情報のトップページに会議資料一覧として掲載するとともに、本データモデルに沿ったデータを政府のデータカタログサイトに載せることで、多くの人に利用してもらえるようになります。

報告書のデータ構造

報告書のデータの構造は、データを収録しているカタログ情報とデータ本体、それに配布方法の情報により構成されます。データ構造については、メタデータ導入実践ガイドブックも併せて参照してください。

また、カタログの上位に更にカタログ情報が付く場合があります。

このようにデータを構造化することで、例えば以下のような情報管理ができるようになります。

例)国勢調査

カタログ情報:国勢調査

カタログ情報:2020年度調査

データセット:概要表;人口;・・・・・

例)会議資料

カタログ情報:〇〇審議会

カタログ情報:第3回

データセット:資料1;資料2;資料3;・・・

配布情報  :資料2は非公開

例)辞典

カタログ情報:〇○辞典

カタログ情報:西日本編

データセット:大阪府概説;兵庫県概説;岡山県概説;・・・

配布情報  :教育目的は無料

データモデル

データモデルの全体概要図(クラス図)

報告書の実装データモデルの全体概要図は以下のとおりです。

ad:連絡先

ad:報告書

ad:カタログ名

ad:カタログ内容

ad:カタログの主要トピック

ad:カタログテーマ

ad:親カタログ名

ad:子カタログ名

ad:カタログ発行者

ad:カタログ更新日

ad:カタログ言語

ad:ID

ad:タイトル

ad:サブタイトル

ad:バージョン

ad:説明

ad:タイプ

ad:テーマ

ad:キーワード/タグ

ad:対象地域

ad:対象期間

ad:更新頻度

ad:フォーマット

ad:作成者

ad:関係者

ad:連絡先

ad:説明ページURL

ad:ダウンロードURL

ad:データサービスの可否

ad:エンドポイントURL

ad:エンドポイント説明

ad:サイズ

ad:ライセンス

ad:権利

ad:発行日

ad:更新日

ad:状況

ad:言語

pd:連絡先

pd:連絡先名称

pd:連絡先用途

pd:連絡先電話番号

pd:連絡先メールアドレス

pd:連絡先URL

pd:連絡先SNS

pd:連絡先住所

pd:連絡先備考

データモデルの項目定義

報告書のデータモデルは会議体系、資料体系を表すカタログのデータと、カタログに紐付く資料等を表すデータセットに分かれます。

カタログ情報

必須項目項目名説明
必カタログ名報告書や資料が収納されているカタログの名前(会議の名前)
カタログ内容カタログの内容
カタログの主要トピックカタログ内の主要トピックスを箇条書で記入
カタログテーマカタログにテーマがある場合にテーマをタグとして記録
親カタログ名上位のカタログがあるときに記入
子カタログ名下位のカタログがあるときに記入
カタログ発行者カタログ全体の発行者
カタログ更新日カタログの更新日
カタログ言語英字3文字コードで記入。JPNは省略可能

データセット

必須項目

項目名

説明

必

ID

資料のID

必

タイトル

資料のタイトル

サブタイトル

資料のサブタイトルがある場合に記入

バージョン

資料にバージョンがある場合に記入

必

説明

資料の説明

タイプ

テキスト、ビデオ、画像、その他、からタイプを選択

テーマ

日本標準産業分類大分類を選択

キーワード/タグ

キーワード/タグ

対象地域

対象となる地域を自由に記入

対象期間

対象となる期間を自由に記入

更新頻度

資料の更新頻度

フォーマット

DOC、PPT、PDF等ファイルフォーマットの種類

作成者

受託者など、資料作成者名

関係者

協力者、監修者などを自由に記入

連絡先

連絡先情報を記入。

コアデータモデル「連絡先」を参照。

説明ページURL

当該資料等を説明し、ダウンロードなども可能なページのURL

ダウンロードURL

資料のダウンロード可能なURL

データサービスの可否

API等でのデータサービス利用の可否

エンドポイントURL

データサービスを使う場合のURL

エンドポイント説明

エンドポイントに関する解説

サイズ

資料のファイルサイズ

ライセンス

資料のライセンス条件

権利

資料の権利に関する内容

発行日

資料の発行日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

更新日

資料の更新日(西暦年月日とし、半角数字をハイフンでつなぐ)

状況

ドラフト、パブリックコメント中、中間取りまとめ、最終報告書等

言語

英字3文字コードで記入。JPNは省略可能

事例

資料

資料集を作成する場合は、カタログ情報として資料集の情報を登録し、データセットで、カタログに含まれる個々のデータの内容を記述します。実際の記入例は以下のとおりです。

カタログ

項目名説明
カタログ名コンポーネント集
カタログ内容行政で簡単に使えるコンポーネントを掲載
カタログの主要トピックコンポーネント
カタログテーマデジタル・トランスフォーメーション
親カタログ名デジタル・トランスフォーメーションガイド
子カタログ名主要連絡先リスト
カタログ発行者○○室
カタログ更新日2020-08-10
カタログ言語JPN

データセット

項目名説明
ID0812 d3456
タイトル検索コンポーネント
サブタイトルあいまい検索エンジン
バージョン1.2
説明検索コンポーネントの使用方法をガイドする
タイプテキスト
テーマ
キーワード/タグ検索
対象地域
対象期間
更新頻度その他(バージョンアップ時)
フォーマットDOC
作成者○○室
関係者○○プランニング
連絡先名称○○係
説明ページURLhttps://
ダウンロードURLhttps://
データサービスの可否可
エンドポイントURLhttps://
エンドポイント説明ユーザーIDが必要
サイズ218KB
ライセンスCC0
権利
発行日2020-08-10
更新日2020-08-10
状況利用可
言語JPN

会議資料

会議資料の場合は、カタログ情報に会議情報を登録し、会議内の各資料についてデータセットに記録します。

カタログ

項目名項目の説明
カタログ名○○本部第○○分科会第○会
カタログ内容○○についての会議
カタログの主要トピック○○
カタログテーマデジタル・トランスフォーメーション
親カタログ名○○本部○○分科会
子カタログ名なし
カタログ発行者○○室
カタログ更新日2020-08-10
カタログ言語JPN

データセット

項目名項目の説明
ID0812 M3456
タイトル○○先進事例
サブタイトル資料2
バージョン
説明先進事例に関する発表資料
タイプテキスト
テーマ
キーワード/タグ○○
対象地域
対象期間
更新頻度
フォーマットPPT
作成者○○委員
関係者○○連合会
連絡先名称○○係
説明ページURLhttps://
ダウンロードURLhttps://
データサービスの可否
エンドポイントURL
エンドポイント説明
サイズ218KB
ライセンス
権利資料の権利は資料作成者に帰属します
発行日2020-08-10
更新日2020-08-10
状況
言語JPN

解説

データ標準

報告書・会議資料のデータ構造は、欧州が推進するADMSとW3Cの推進するDCAT2.0、schema.org(CreativeWorks)との互換性を持ちつつ簡易なモデルとしています。詳細についてはメタデータ導入実践ガイドブックを参照してください。

付録

変更履歴

改定年月日

改定箇所

改定内容

2026年10月06日

3 データモデル

クラス図を更新

2025年3月25日

3 データモデル

4 事例

コアデータモデル改訂に伴う修正

2022年3月31日

全体

正式版決定

2021年6月4日

-

β版公開

デジタル社会推進実践ガイドブック DS-451-7

実装データモデル(行政)

行政サービス拠点・支援機関等

2026年(令和8年)10月06日

デジタル庁

〔キーワード〕

支援機関、行政サービス、行政サービス拠点、学校

〔概要〕

行政サービスや支援機関の情報を地域に応じて提供するサービスを作る際に参照すべき実践的ガイド。行政サービスや各種支援では、行政サービス区域、管轄区域を設定している場合があり、個人や法人に適切な行政サービス情報、支援情報を届けるためにはこれらの情報を管理する必要があります。このガイドに従いデータ設計を行うことで、受付や相談窓口の案内などが容易かつ正確に行えるようになります。

目次

背景と課題

背景

行政機関は、サービスを的確かつ効率的に行うために、サービス提供の対象地域を支所等毎に定めている場合があります。この情報が様々な機関で独自の形態で管理されているため、行政サービスを受けるときや、届出をするときに、どこに行けばよいかわからないことがあります。

行政サービスガイドや支援制度ガイド等を作成するときにも、参照しているサービスの問い合わせ先に、「お近くの○○事務所にお問い合わせください」という案内がされている場合があり、個人や法人向けにカスタマイズした情報を提供する妨げになっていました。

課題

行政サービス範囲は組織毎に異なり、市区町村などの行政境界と違う場合もあるため、行政サービス情報を提供する情報データベースなどを作成しても的確に連絡先を案内することができませんでした。

行政サービス範囲は、地方公共団体の境界だけでなく、法務局のように広範な地域を対象にする場合もありますし、学区のように小地域を対象にしている場合もありますが、いずれにしてもワンストップサービスなどを行うために範囲の明確化が求められています。

投資対効果

申請者はこれまで、届出等を行う際に担当窓口を検索する必要があり、別表を参照するなど手間がかかっていました。

検索性を向上するためには、検索に適したデータ形式で情報を提供する必要があります。行政サービス範囲は各府省庁が従来から保有している情報となるため、データ標準化の対応に初期コストがかかりますが、その後は追加コストが発生しません。

利用者は、データが標準化されることで、担当している窓口や行政サービス拠点を迅速に探すことができ、時間とコストの節約になります。

目的と概要

目的

行政サービスの利用者に的確に相談や手続の窓口を案内し、行政サービスや支援を迅速に提供することで、利用者の利便性の向上を図ることを目的とします。

概要

行政サービス拠点の情報は、一般の行政施設情報にサービス・担当区域を追加したものとなります。

行政施設情報は、訪問に必要な名称、場所、利用可能時間で構成されます。

サービス・担当区域の記述方法にはいくつかの方法があります。

行政境界

都道府県、市区町村、町丁字を列挙することで行政サービス範囲を記述します。この方法はデータ作成が容易ですが、「霞が関1丁目(一部)」のような範囲設定がある場合には正確に範囲を特定することができません。このような部分的な地域を含む場合には、その地域名を記入し、備考で「一部」であることを明記します。

ポリゴン

担当区域を地図上の範囲で示す方法です。自由に地域を書くことが可能で詳細に範囲を記述できますが、ポリゴン作成の手間がかかります。

連絡先は、行政施設の代表を記述するのではなく、相談が迅速にできるように担当課の連絡先を記入することが望まれます。

データ

データモデルの全体概要図(クラス図)

行政サービス拠点・支援機関等の実装データモデルの全体概要図は以下のとおりです。

pd:連絡先情報

ad:施設情報

pd:住所

pd:連絡先情報

pd:施設住所

pd:連絡先住所

ad:行政サービス拠点・支援機関等

ad:施設情報

ad:サービス・担当区域情報

pd:連絡先情報

pd:連絡先

pd:連絡先名称

pd:連絡先用途

pd:連絡先電話番号

pd:連絡先メールアドレス

pd:連絡先URL

pd:連絡先SNS

pd:連絡先住所

pd:連絡先備考

pd:施設

pd:ID

pd:種別情報

pd:名称

pd:名称(カナ)

pd:名称(英字)

pd:通称

pd:説明

pd:施設住所

pd:アクセス方法

pd:駐車場有無

pd:連絡先情報

pd:住所

pd:全国地方公共団体コード

pd:町字ID

pd:都道府県

pd:市区町村(郡)

pd:町字

pd:番地以下

pd:建物名等(方書)

pd:連結表記

pd:郵便番号

pd:国

pd:町字以下

データモデルの項目定義

行政サービス拠点・支援機関等は、コアデータモデルを組み合わせることで、シンプルにデータで表現することができます。

表1 行政サービス拠点・支援機関等のデータ項目

必須項目

項目名

説明

必

施設情報

施設情報を記入。

コアデータモデル「施設」を参照。

必

サービス・担当区域情報

サービス・担当区域情報を記入。

コアデータモデル「住所」を参照。

必

連絡先情報

連絡先情報を記入。

コアデータモデル「連絡先」を参照。

事例

武蔵野税務署を例にデータの事例を以下に示します。

施設情報(コアデータモデル施設)

項目名説明
ID行政施設に一意のID
種別情報POIコード等
名称武蔵野税務署
名称(カナ)ムサシノゼイムショ
名称(英字)Musashino Tax Office
概要
説明
施設住所東京都武蔵野市吉祥寺本町3-27-1(コアデータモデルの住所型:連結表記)
利用可能曜日月火水木金
開始時刻08:30
終了時刻17:00
利用可能日時説明土曜日、日曜日、祝日及び年末年始(12月29日から1月3日)は執務を行っておりません
料金有無無料
連絡先情報省略(コアデータモデル連絡先)

サービス・担当区域情報(コアデータモデル住所)

項目名説明
全国地方公共団体コード130001
都道府県東京都
市区町村(郡)武蔵野市,三鷹市,小金井市

連絡先(コアデータモデル連絡先)

項目名説明
連絡先名称(本資料では省略)
連絡先電話番号0422-53-1311
連絡先内線番号
連絡先メールアドレス(本資料では省略)
連絡先URL(本資料では省略)
連絡先備考(その他、SNSなど)https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/location/tokyo/musashino/

解説

データ標準

デジタル庁が公開するGIF(Government Interoperability Framework)コアデータモデルの住所、施設、連絡先を参照して作成しています。

行政サービス拠点種別

行政サービス拠点の種別には、観光施設、公共施設などの地理的目標物(Point Of Interest)を使用します。POIコードは、別添の「491-3-1_POIコード表.xlsx」を使用します。POIコードの詳細については、コアデータモデル施設もあわせて参照してください。以下に、国の機関のPOIコードを示します。

1201官公署官公署
1202合同庁舎合同庁舎
1203検察庁検察庁
1204裁判所裁判所
1205法務局法務局
1206法テラス法テラス
1207公証役場公証役場
1208出入国管理局出入国管理局
1209税関税関
1210税務署税務署
1211警察署警視庁、道府県警察本部及び警察法による警察署
1212交番警察法による交番その他の派出所及び駐在所
1213運転免許試験場運転免許試験場
1214消防署消防組織法による消防署をいう
1215消防署分署支署、出張所及び分遣所
1216郵便局普通郵便局、特定郵便局及び簡易郵便局。分室及び常設の出張所
1217森林管理署森林管理署
1218気象台気象台
1219職業安定所職業安定所
1220労働基準監督署労働基準監督署
1221社会保険事務所社会保険事務所
1222矯正施設刑務所、少年院 等
1223自衛隊・米軍自衛隊・米軍
1224外国公館外国が日本に設置している大使館、公使館及び領事館
1299その他国の機関 

中小企業向けの支援機関にはPOIコードが設定されていないため、以下の分類を使用してください。

C0001金融機関
C0002中小企業支援センター

以下に、地方行政に関するPOIコードを示します。

1301県庁県庁
1302市役所・東京都の区役所市役所及び東京都の区役所
1303町村役場・政令指定都市の区役所町村役場及び政令指定都市の区役所
1304役場支所及び出張所市・特別区・町・村・指定都市の区の役場支所及び出張所
1305市民活動施設市民活動施設
1306産業支援施設産業支援施設
1307公民館公民館
1308公会堂公会堂
1309集会施設集会施設
1399その他行政サービス施設 

以下に、対象者に地域性のある代表的な機関に関するPOIコードを示します。

1402保育園保育園、保育所、託児所。日々保護者の委託を受けて,乳児又は幼児を保育する福祉事業を行う施設
1403児童館(児童センター)児童館(児童センター)
1404学童保育クラブ学童保育クラブ
1405認定こども園認定こども園
1406児童相談所児童相談所
1407福祉事務所都道府県、市町村及び特別区が設置する福祉に関する事務所
1408老人ホーム特別養護老人ホーム、介護老人福祉施設、有料老人ホーム 等
1409老人通所・短期入所介護施設老人デイサービスセンター、老人短期入所施設、小規模多機能型居宅介護事業所 等。要介護者等を通所又は短期入所させ、介護等の日常生活上の世話や機能訓練を行う事業所
1499その他の社会福祉施設 
1501幼稚園幼稚園
1502学校学校の総称
1503小学校小学校
1504中学校中学校
1505高等学校・中等教育学校高等学校・中等教育学校
1514職業・教育支援施設大学校、研修センター 等。官公庁、企業若しくは事業所が業務遂行のため所属職員等を対象として教育・研修を行う事業所又は官公庁、企業若しくは事業所からの委託を受けて業務遂行のため所属職員等の教育・研修を行う施設
1606保健所地域保健法による保健所。支所、出張所等は含まない
2004廃棄物処理施設廃棄物処理施設
2005資源回収所資源回収所
2006ごみ焼却場ごみ焼却場
2009火葬場火葬場
2010墓地墓地
2201避難施設避難施設
2202避難場所避難場所
2203津波避難施設津波避難施設
2205給水所給水所

上記以外のPOIコードは、別添の「491-3-1_POIコード表.xlsx」、および解説書として「491-3_コード_POIコード.docx」を参照してください。

付録

また、本文書に掲載していないPOIコードの全体については、別添の「491-3-1_POIコード表.xlsx」を参照してください。

変更履歴

改定年月日 改定箇所 改定内容
2026年10月06日 3データモデル クラス図を更新
2025年3月25日 3データモデル
4 事例
コアデータモデル改訂に伴う修正
2022年3月31日 全体 正式版決定
2021年6月4日 - β版公開

デジタル社会推進実践ガイドブック DS-451-8

実装データモデル(行政) 調達

2026年(令和8年)10月06日

デジタル庁

〔キーワード〕

調達

〔概要〕

行政の調達情報のデータモデルを示すガイドブック。このガイドを参照して情報の提供を行うことで、組織横断での情報検索を容易にすることができます。

目次

背景と課題

背景

行政機関は国内最大の調達機関であり、その調達情報は国内外から広く公開が求められています。そのため、政府の調達情報は官報に公示され、地方自治体の調達情報は公報に公示されます。

調達情報電子化は長年取り組まれており、1994年に調達に関する官報に掲載される主要事項の様式が政府調達関連省庁の事務連絡で決められるとともに、1997年に行政情報化推進基本計画で調達の電子化の推進が決められました。さらに、1998年10月に「高度情報通信社会推進に向けた基本方針」で公共工事の調達システムの推進が決められ、同年12月に内閣総理大臣直轄タスクフォースであるバーチャルエージェンシーを設置して物品・役務の政府調達手続きの電子化を集中的に検討しました。

2002年には電子入札コアシステム開発コンソーシアムによる電子入札コアシステムが開発され、日本主導でUN/CEFACTに調達データの標準化を提案してきました。また、国の工事に関しては入札情報サービス(i-ppi)や電子調達システム(政府電子調達(GEPS))が提供され、独立行政法人や地方公共団体の調達情報を集める仕組みとして、2009年に官公需情報ポータルサイトが開設されています。

しかし、国の情報は工事と物品・役務に分かれ、地方公共団体とも統一されていないなど収集・集約することが困難でした。また、調達システムとは別に官報への入稿を別途行う必要があるなど行政内の手続きも見直されてきませんでした。

課題

各機関や複数の集約サイトで調達情報を公開しているため、事業者からは、調達情報を一元的に公開してほしいとの要望が多く寄せられています。

投資対効果

調達データを統一することで、国内の調達案件を一元的に探すことができ、ビジネスチャンスが広がります。調達実施者は業務の効率化ができます。様々な調達システムでの重複投資が削減されます。

目的と概要

目的

国内最大の調達機関である行政機関の調達情報を利用しやすくすることは、多様な参加者が調達に参加しやすくなり競争が促進されるとともに、優良な企業が調達を通じて成長できる機会を提供することができます。

本データモデルを使うことで調達情報を正しく素早く検索できるようにすることを目的としています。

概要

調達データにはいくつかのデータモデルがあります。物品・役務と工事ではデータの一部に差異があることがあります。また、公告は日本語だけでなく英語での公告が求められる場合もあります。

入札公告

行政機関が調達を行うときに入札の公告をします。

調達予定の公告

今後の調達予定に関して公告をします。

落札公告

調達の落札者に関して、法人名や落札金額などを公告します。

訂正公告

公告内容に変更があった場合に公告します。

関連参加資格等の公告

関連資格を取得した法人などに関して公告します。

調達データの構造

調達データは、調達公告に関する公告管理情報と調達内容、公告目的別情報により構成されます。

図 1 調達データの構造

データ

データモデルの全体概要図(クラス図)

 調達の実装データモデルの全体概要図は以下のとおりです。

図 2 調達データモデルの全体構造図

ad:入札公告

ad:調達予定の公告

ad:落札公告

ad:訂正公告

ad:関連参加資格等の公告

ad:公告管理情報

ad:公示種別

ad:カテゴリー

ad:公示日

ad:契約担当官

ad:調達機関コード

ad:組織名

ad:機関種別名

ad:都道府県市町村コード

ad:入札公告番号

ad:号番号

ad:訂正・取消区分

ad:区分

ad:変更公示ID

ad:入札公告

ad:調達予定の公告

ad:落札公告

ad:訂正公告

ad:関連参加資格等の公告

ad:入札公告

ad:品目分類番号

ad:件名

ad:件名(英語)

ad:数量

ad:単位

ad:公告

ad:納入期限日

ad:納入期限日備考

ad:履行期間

ad:履行場所

ad:入札方法

ad:追加工事

ad:工事実施形態

ad:参加資格

ad:参加資格種類

ad:参加希望地域

ad:参加者条件

ad:申請書提出郵便番号

ad:申請書提出住所

ad:申請書提出組織

ad:申請書提出担当者

ad:申請書提出電話番号

ad:申請書提出方法

ad:入札書提出郵便番号

ad:入札書提出住所

ad:入札書提出組織

ad:入札書提出担当者

ad:入札書提出電話番号

ad:契約条項を示す場所

ad:入札説明書交付場所

ad:公告問合せ先

ad:入札説明書交付方法

ad:説明会日時

ad:説明会場所

ad:入札期限日

ad:入札書提出方法

ad:開札日

ad:開札場所

ad:言語

ad:通貨

ad:入札保証金

ad:契約保証金

ad:入札者に要求される事項

ad:入札の無効

ad:契約書作成の要否

ad:落札者の決定方法

ad:配置予定技術者の確認

ad:手続きにおける交渉の有無

ad:電子調達システムの利用

ad:その他

ad:一般競争参加資格の認定を受けていない者の参加

ad:詳細

ad:公告情報(url)

ad:調達予定の公告

ad:品目分類番号

ad:件名

ad:件名(英語)

ad:数量

ad:単位

ad:入札公告(公示)の予定時期

ad:予定価格

ad:落札公告

ad:品目分類番号

ad:件名

ad:件名(英語)

ad:数量

ad:単位

ad:調達方法

ad:契約方式

ad:落札者

ad:落札者法人番号

ad:落札者氏名

ad:落札者住所

ad:落札価格

ad:随意契約理由

ad:指名業者名

ad:落札方式

ad:予定価格

ad:訂正公告

ad:品目分類番号

ad:件名

ad:件名(英語)

ad:数量

ad:単位

ad:訂正項目

ad:訂正前情報

ad:訂正後情報

ad:関連参加資格等の公告

ad:品目分類番号

ad:件名

ad:件名英語

ad:数量

ad:単位

ad:関連資格

ad:必須参加資格

ad:関連参加資格

ad:その他条件

公告管理情報

全ての公告に共通で使用される管理情報です。この項目の後ろに調達内容、公告目的別情報が付加されます。

  データ項目名 英語表記 説明 備考
公告内容 公示種別 Procedure_type 一般競争入札等の公示の種別を記入。  
カテゴリー Category 物品役務、工事等のカテゴリーを記入。  
公示日 CFT_issue_date 公示日を記入。YYYY-MM-DD  
契約担当官 Official 契約担当官名を記入  
調達機関コード Contract_folder_ID 調達機関番号を記入(国の機関の場合。その他の機関は法人番号を記入。)  
組織名 Organization_name 調達組織名を記入  
機関種別名 Organization_type 国または地方公共団体を記入  
都道府県市町村コード Lg_code 調達機関の所在地コードを記入  
入札公告番号 CFT_ID 入札公告に関する一意のIDを記入  
号番号
(上記IDと合わせて一意)
CFT_sub_ID 入札公告番号に枝番があるときに記入 物品・役務の調達時のみ使用
訂正・取消区分 Revised_type 変更や取消広告の時に記入 物品・役務の調達時のみ使用
区分 Revised_sub_type 変更や取消広告の時に記入 物品・役務の調達時のみ使用
変更公示ID Revised_CFT_ID 公告に変更した時の関連公示のIDを記入 物品・役務の調達時のみ使用

入札公告

入札の公告の場合、公告管理情報に付加する調達情報です。

  データ項目名 英語表記 説明 備考
調達内容 品目分類番号 Item_code 品目分類番号を記入  
件名 Project_name 公告の件名を記入  
件名(英語) Project_name_en 公告の件名の英語名を記入 物品・役務の調達時のみ使用
数量 Quantity 公告対象の数量を記入 物品・役務の調達時のみ使用
単位 Unit 数量の単位を記入 物品・役務の調達時のみ使用
公告 Project_description 公告の内容を記入  
納入期限日 Period_end_time 納入期限を記入YYYY-MM-DD 物品・役務の調達時のみ使用
納入期限日備考 Period_end_note 納入期限に関する備考を記入  
履行期間 Period_detail サービスや工事の履行期間を記入  
履行場所 Location サービスや工事の履行場所を記入  
入札方法 Tender_type 入札方式を記入  
追加工事 Additional_contract 追加工事の内容を記入 建設工事の時のみ記入
工事実施形態 Construction_type 公示実施形態を記入 建設工事の時のみ記入
資格 参加資格 Certification 参加資格を記入  
参加資格種類 Certification_type 参加資格の種類を記入 物品・役務の調達時のみ使用
参加希望地域 Certification_area 参加の希望地域を記入 物品・役務の調達時のみ使用
参加者条件 Participant_note 参加者に条件があるときに記入  
申請書 申請書提出郵便番号 Postal_code_for_proposal 提出先の郵便番号を記入 建設工事の時のみ記入
申請書提出住所 Address_for_proposal 提出先の住所を記入 建設工事の時のみ記入
申請書提出組織 Organization_for_proposal 提出先の組織名を記入 建設工事の時のみ記入
申請書提出担当者 Official_for_proposal 提出先の担当者名を記入 建設工事の時のみ記入
申請書提出電話番号 TEL_for_proposal 提出先の電話番号を記入 建設工事の時のみ記入
申請書提出方法 Submit_type_for_proposal 提出方法を記入 建設工事の時のみ記入
入札 入札書提出郵便番号 Postal_code_for_tender 提出先の郵便番号を記入  
入札書提出住所 Address_for_tender 提出先の住所を記入  
入札書提出組織 Organization_for_tender 提出先の組織名を記入  
入札書提出担当者 Official_for_tender 提出先の担当者名を記入  
入札書提出電話番号 TEL_for_tender 提出先の電話番号を記入  
契約条項を示す場所 Location_for_providing_contract_condition 契約事項を示す場所を記入  
入札説明書交付場所 Location_for_CFT_info 入札説明書の場所を記入  
公告問合せ先 Contact_point_for_the_notice 公告の問い合わせ先を記入  
入札説明書交付方法 Distribution_type_for_CFT_info 入札説明書の交付方法を記入  
説明会日時 Explanatory_meeting_date_for_CFT_info 説明会の日時を記入  
説明会場所 Explanatory_meeting_location_for_CFT_info 説明会の場所を記入  
入札期限日 Tender_submission_deadline 入札期限の日を記入  
入札書提出方法 Submit_type_for_tender 入札書提出方法を記入  
開札 開札日 Opening_tenders_event 開札日を記入  
開札場所 Opening_tenders_location 開札場所を記入  
その他 言語 Language 使用する言語を記入  
通貨 Currency 使用する通貨を記入  
入札保証金 Security_money_for_tender 入札保証金の額を記入  
契約保証金 Security_money_for_contract 契約保証金の額を記入  
入札者に要求される事項 Terms_for_tender 入札者に要求される事項を記入  
入札の無効 Terms_of_invalidation 入札の無効の条件を記入  
契約書作成の要否 Draw_up_contract 契約書作成の要否を記入  
落札者の決定方法 Criterion_description 落札者の決定方法を記入  
配置予定技術者の確認 Specialist 配置予定技術者の確認を記入  
手続きにおける交渉の有無 Negotiation_process 手続きにおける交渉の有無を記入  
電子調達システムの利用 Etendering 電子調達システムの利用  
その他 Additional_info その他記述内容を記入  
一般競争参加資格の認定を受けていない者の参加 No_cirtification_company 一般競争参加資格の認定を受けていない者の参加の可否を記入  
詳細 Detail 詳細を記入  
公告情報(url) External_document_uri 公告情報(url)を記入  

調達予定の公告

調達予定の公告の場合、公告管理情報に付加する調達情報です。

  データ項目名 英語表記 説明 備考
調達内容 品目分類番号 Item_code 品目分類番号を記入  
件名 Project_name 公告の件名を記入  
件名(英語) Project_name_en 公告の件名の英語名を記入 物品・役務の調達時のみ使用
数量 Quantity 公告対象の数量を記入 物品・役務の調達時のみ使用
単位 Unit 数量の単位を記入 物品・役務の調達時のみ使用
予定内容 入札公告(公示)の予定時期 Schedule 入札公告(公示)の予定時期を記入  
予定価格 Estimated_price 予定価格を記入  

落札公告

落札の公告の場合、公告管理情報に付加する調達情報です。

  データ項目名 英語表記 説明 備考
公告内容 公示種別 Procedure_type 一般競争入札等の公示の種別を記入。  
カテゴリー Category 物品役務、工事等のカテゴリーを記入。  
公示日 CFT_issue_date 公示日を記入。YYYY-MM-DD  
契約担当官 Official 契約担当官名を記入  
調達機関コード Contract_folder_ID 調達機関番号を記入(国の機関の場合。その他の機関は法人番号を記入。)  
組織名 Organization_name 調達組織名を記入  
機関種別名 Organization_type 国または地方公共団体を記入  
都道府県市町村コード Lg_code 調達機関の所在地コードを記入  
入札公告番号 CFT_ID 入札公告に関する一意のIDを記入  
号番号
(上記IDと合わせて一意)
CFT_sub_ID 入札公告番号に枝番があるときに記入 物品・役務の調達時のみ使用
訂正・取消区分 Revised_type 変更や取消広告の時に記入 物品・役務の調達時のみ使用
区分 Revised_sub_type 変更や取消広告の時に記入 物品・役務の調達時のみ使用
変更公示ID Revised_CFT_ID 公告に変更した時の関連公示のIDを記入 物品・役務の調達時のみ使用
調達内容 品目分類番号 Item_code 品目分類番号を記入  
件名 Project_name 公告の件名を記入  
件名(英語) Project_name_en 公告の件名の英語名を記入 物品・役務の調達時のみ使用
数量 Quantity 公告対象の数量を記入 物品・役務の調達時のみ使用
単位 Unit 数量の単位を記入 物品・役務の調達時のみ使用
 落札内容 調達方法 Procurement_method 調達方法を記入  
契約方式 Contract_type 契約方式を記入  
落札者 Award_party 落札者を記入  
落札者法人番号 JCN 法人番号を記入  
落札者氏名 Award_party_name 落札者氏名を記入  
落札者住所 Award_party_address 落札者住所を記入  
落札価格 Award_price 落札価格を記入  
随意契約理由 Award_discription 随意契約理由を記入  
指名業者名 Candidate_name 指名業者名を記入  
落札方式 Evaluation_type 落札方式を記入  
予定価格 Estimate_price 予定価格を記入  

訂正公告

訂正の公告の場合、公告管理情報に付加する調達情報です。

  データ項目名 英語表記 説明 備考
調達内容 品目分類番号 Item_code 品目分類番号を記入  
件名 Project_name 公告の件名を記入  
件名(英語) Project_name_en 公告の件名の英語名を記入 物品・役務の調達時のみ使用
数量 Quantity 公告対象の数量を記入 物品・役務の調達時のみ使用
単位 Unit 数量の単位を記入 物品・役務の調達時のみ使用
 訂正内容 訂正項目 Correction_item 訂正項目を記入  
訂正前情報 Original_info 訂正前情報を記入  
訂正後情報 Revised_info 訂正後情報を記入  

関連参加資格等の公告

関連参加資格等の公告の場合、公告管理情報に付加する調達情報です。

  データ項目名 英語表記 説明 備考
調達内容 品目分類番号 Item_code 品目分類番号を記入  
件名 Project_name 公告の件名を記入  
件名(英語) Project_name_en 公告の件名の英語名を記入 物品・役務の調達時のみ使用
数量 Quantity 公告対象の数量を記入 物品・役務の調達時のみ使用
単位 Unit 数量の単位を記入 物品・役務の調達時のみ使用
参加資格内容 関連資格 Qualify 関連資格を記入  
必須参加資格 Indispensable_qualify 必須参加資格を記入  
関連参加資格 Rerated_qualify 関連参加資格を記入  
その他条件 Condition その他条件を記入  

事例

行政機関の調達情報は既に様々な形式、流通経路で提供が行われています。それぞれのデータ項目は別表「451-8-1_別表各種調達標準の比較.xlsx」に示します。 

官報 (国立印刷局)

官報で政府の調達情報の提供を行っています。

https://kanpou.npb.go.jp/index.html

調達ポータル (総務省)

政府の物品調達や役務の提供などの調達情報を一元的に提供しています。APIによる情報提供も行っています。

https://www.p-portal.go.jp/pps-web-biz/UZA01/OZA0101

官公需情報ポータルサイト (中小企業庁)

政府と自治体の調達情報を各組織のWebサイトなどから収集し、一元的に提供しています。APIによる情報提供も行っています。

https://kkj.go.jp/s/

入札情報サービス(統合PPI) (JACIC)

自治体にパッケージでサービスを提供することにより、自治体による調達情報の提供を支援しています。

https://www.i-ppi.jp/Search/Web/Index.htm

解説

データ標準(参考とした情報)

別表「451-8-1_別表各種調達標準の比較.xlsx」の右表が参考にした手続等の情報、左表が参考情報を元に新たに定義した様式・語彙であり、参考元との対応を示しています。

・平成7年「「政府調達に関する協定」等に基づく入札公告等の官報掲載方法

・官報 (国立印刷局)

・調達総合情報システム (総務省)

・官公需サイト (中小企業庁)

・入札情報サービス(統合PPI) (JACIC)

・CEN BII(EESPA)

・UN/CEFACT BRS (UNECE)

・政府公共調達データベース (JETRO)

・GSA (米国)

・TED (EU)

コード

品目コード

全省庁統一資格の営業品目のコードと政府調達の品目分類のコードがある。法人関係情報を一元的に提供している gBizInfoでは以下のように日本標準産業分類とマッピングして使用している。

産業分類参考情報 情報源

総務省 日本標準産業分類 2017年1月19日

http://www.soumu.go.jp/toukei_toukatsu/index/seido/sangyo/

総務省 全省庁統一資格 営業品目 2017年1月19日

https://www.chotatujoho.go.jp/va/com/eigyo_hinmoku.html

内閣府 政府調達 品目分類 2017年1月19日

http://www.kantei.go.jp/jp/kanbou/20tyoutatu/dai4/dai4siryo1.pdf

日本標準産業分類 政府統一資格情報 営業品目名 政府調達 品目分類名
A0 農業,林業            
A1 農業         1 農水産品及び加工食品
A2 林業 401 立木竹     89 林業及び木材伐出業に付随するサービス
B0 漁業            
B3 漁業(水産養殖業を除く)            
B4 水産養殖業            
C0 鉱業,採石業,砂利採取業         2 鉱物性生産品
C5 鉱業,採石業,砂利採取業            
D0 建設業 124 土木・建設・建築材料 224 土木・建設・建築材料 41 建設工事
D6 総合工事業            
D7 職別工事業(設備工事業を除く)            
D8 設備工事業            
E0 製造業            
E9 食料品製造業         1 農水産品及び加工食品
E10 飲料・たばこ・飼料製造業            
E11 繊維工業 101 衣服・その他繊維製品類 201 衣服・その他繊維製品類 7 かばん類並びに紡織用繊維及びその製品
E12 木材・木製品製造業(家具を除く)         6 木材及びその製品、製紙用原料並びに紙製品
E13 家具・装備品製造業 114 家具・什器類 214 家具・什器類 23 家具等
E14 パルプ・紙・紙加工品製造業 109 紙・紙加工品類 209 紙・紙加工品類 6 木材及びその製品、製紙用原料並びに紙製品
225 造幣・印刷事業用原材料類    
E15 印刷・同関連業 105 フォーム印刷 205 フォーム印刷 76 出版及び印刷のサービス
106 その他印刷類 206 その他印刷類    
107 図書類 207 図書類    
E16 化学工業         3 化学工業の生産品
122 医薬品・医療用品類 222 医薬品・医療用品類 4 医療品及び医療用品
E17 石油製品・石炭製品製造業 113 燃料類 213 燃料類    
E18 プラスチック製品製造業(別掲を除く) 102 ゴム・皮革・プラスチック製品類 202 ゴム・皮革・プラスチック製品類 5 人造樹脂、ゴム、皮革、毛皮及びこれらの製品
E19 ゴム製品製造業 102 ゴム・皮革・プラスチック製品類 202 ゴム・皮革・プラスチック製品類 5 人造樹脂、ゴム、皮革、毛皮及びこれらの製品
E20 なめし革・同製品・毛皮製造業 102 ゴム・皮革・プラスチック製品類 202 ゴム・皮革・プラスチック製品類 5 人造樹脂、ゴム、皮革、毛皮及びこれらの製品
E21 窯業・土石製品製造業 103 窯業・土石製品類 203 窯業・土石製品類 8 石、セメント他これらに類する材料の製品、陶磁器製品、ガラス及びその製品
E22 鉄鋼業 9 鉄鋼及びその製品
E23 非鉄金属製造業 104 非鉄金属・金属製品類 204 非鉄金属・金属製品類 10 非鉄金属及びその製品
E24 金属製品製造業 104 非鉄金属・金属製品類 204 非鉄金属・金属製品類    
226 造幣事業用金属工芸品類
E25 はん用機械器具製造業         13 一般産業用機器
E26 生産用機械器具製造業 115 一般・産業用機器類 215 一般・産業用機器類 11 動力発生用機器
E27 業務用機械器具製造業 115 一般・産業用機器類 215 一般・産業用機器類 12 特定産業用機器
120 事務用機器類 220 事務用機器類 14 事務用機器及び自動データ
123 事務用品類 223 事務用品類    
119 医療用機器類 219 医療用機器類 22 医療用又は獣医用機器
122 医薬品・医療用品類 222 医薬品・医療用品類 31 医療器具機械
        32 医療用品
        33 歯科材料
21 衛生用品、暖房器具及び照明器具
        24 化学用又は制御用の機器
        25 写真用機器、光学用品及び時計
127 警察用装備品類 227 警察用装備品類    
128 防衛用装備品類 228 防衛用装備品類    
E28 電子部品・デバイス・電子回路製造業 118 精密機器類 218 精密機器類    
E29 電気機械器具製造業 116 電気・通信用機器類 216 電気・通信用機器類 16 電気機器及びその他の機械
        21 衛生用品、暖房器具及び照明器具
E30 情報通信機械器具製造業 116 電気・通信用機器類 216 電気・通信用機器類 28 電気通信機器
117 電子計算機類 217 電子計算機類
15 電気通信用機器及び音声録音再生機器
E31 輸送用機械器具製造業 110 車両類 210 車両類 17 道路走行用車両
111 その他輸送・搬送機械器具類 211 その他輸送・搬送機械器具類 18 鉄道用車両及びその付属装置
        19 航空機及びその付属装置
112 船舶類 212 船舶類 20 船舶及び浮き構造物
E32 その他の製造業 121 その他機器類 221 その他機器類 26 その他物品
129 その他 229 その他    
315 その他        
402 その他        
F0 電気・ガス・熱供給・水道業            
F33 電気業            
F34 ガス業            
F35 熱供給業            
F36 水道業            
G0 情報通信業            
G37 通信業         29 電気通信機器に係るサービス
        30 電気通信分野のその他のサービス
G38 放送業            
G39 情報サービス業 304 情報処理     27 コンピュータ・サービス
        64 電子データ交換
        65 高度ファクシミリ・サービス
        66 コード及びプロトコルの変換
        67 情報及びデータのオンラインでの処理
306 ソフトウェア開発     71 電子計算機サービス及び関連のサービス
G40 インターネット附随サービス業         61 電子メール
        62 ボイスメール
        63 情報及びデータベースのオンラインでの検索
G41 映像・音声・文字情報制作業         94 映画及びビデオテープの制作及び配給のサービス
108 電子出版物類 208 電子出版物類    
313 電子出版        
H0 運輸業,郵便業            
H42 鉄道業 310 運送     53 その他の陸上運送サービス
        57 貨物運送取扱いサービス
H43 道路旅客運送業         53 その他の陸上運送サービス
H44 道路貨物運送業 310 運送     53 その他の陸上運送サービス
        57 貨物運送取扱いサービス
        74 装甲車による運送サービス
H45 水運業 310 運送     54 運転者を伴う海上航行船舶の賃貸サービス
        55 海上航行船舶以外の船舶の賃貸サービス
        57 貨物運送取扱いサービス
H46 航空運輸業 310 運送     56 航空運送サービス
        57 貨物運送取扱いサービス
H47 倉庫業            
H48 運輸に附帯するサービス業 310 運送     88 こん包サービス
H49 郵便業(信書便事業を含む)         58 クーリエ・サービス
I0 卸売業,小売業            
I50 各種商品卸売業            
I51 繊維・衣服等卸売業            
I52 飲食料品卸売業            
I53 建築材料,鉱物・金属材料等卸売業            
I54 機械器具卸売業            
I55 その他の卸売業            
I56 各種商品小売業            
I57 織物・衣服・身の回り品小売業            
I58 飲食料品小売業            
I59 機械器具小売業            
I60 その他の小売業            
I61 無店舗小売業            
J0 金融業,保険業            
J62 銀行業            
J63 協同組織金融業            
J64 貸金業,クレジットカード業等非預金信用機関            
J65 金融商品取引業,商品先物取引業            
J66 補助的金融業等            
J67 保険業(保険媒介代理業,保険サービス業を含む)            
K0 不動産業,物品賃貸業            
K68 不動産取引業            
K69 不動産賃貸業・管理業 307 会場等の借り上げ        
K70 物品賃貸業 308 賃貸借        
        82 農業用機器(運転者を伴わないもの)の賃貸サービス
        83 家具その他家庭用の器具の賃貸サービス
        84 娯楽用品の賃貸サービス
        85 その他の個人用品又は家庭用の賃貸サービス
L0 学術研究,専門・技術サービス業            
L71 学術・開発研究機関            
L72 専門サービス業(他に分類されないもの)         86 経営相談サービス
        87 経営相談に関するサービス
303 調査・研究     72 市場調査及び世論調査のサービス
305 翻訳・通訳・速記        
L73 広告業 301 広告・宣伝     73 広告サービス
L74 技術サービス業(他に分類されないもの) 302 写真・製図     42 建設のためのサービス、エンジニアリング・サービスその他の技術的サービス
M0 宿泊業,飲食サービス業            
M75 宿泊業            
M76 飲食店         80 食料提供サービス
        81 飲料提供サービス
M77 持ち帰り・配達飲食サービス業         80 食料提供サービス
        81 飲料提供サービス
N0 生活関連サービス業,娯楽業            
N78 洗濯・理容・美容・浴場業            
N79 その他の生活関連サービス業            
N80 娯楽業            
O0 教育,学習支援業            
O81 学校教育         90 初等教育サービス
        91 中等教育サービス
        92 高等教育サービス
O82 その他の教育,学習支援業         90 初等教育サービス
91 中等教育サービス
92 高等教育サービス
93 成人教育サービス
P0 医療,福祉            
P83 医療業         34 医療サービス
P84 保健衛生            
P85 社会保険・社会福祉・介護事業            
Q0 複合サービス事業            
Q86 郵便局            
Q87 協同組合(他に分類されないもの)            
R0 サービス業(他に分類されないもの)            
R88 廃棄物処理業         78 汚水及び廃棄物の処理、衛生その他の環境保護のサービス
R89 自動車整備業 311 車両整備     51 自動車の保守及び修理サービス
        52 モーターサイクル、カタピラを有する軽自動車の保守及び修理のサービス
R90 機械等修理業(別掲を除く)         77 金属製品、機械及び機器の修理のサービス
        79 個人用品及び家庭用品の修理のサービス
312 船舶整備        
314 防衛用装備品類の整備        
R91 職業紹介・労働者派遣業            
R92 その他の事業サービス業 309 建物管理等各種保守管理     75 建築物の清掃サービス
R93 政治・経済・文化団体            
R94 宗教            
R95 その他のサービス業 129 その他 229 その他    
315 その他        
402 その他        
R96 外国公務            
S0 公務(他に分類されるものを除く)            
S97 国家公務            
S98 地方公務            
T0 分類不能の産業            
T99 分類不能の産業            

調達機関コード

国や独立行政法人の調達機関コードが毎年、官邸から提供されている。

https://www.kantei.go.jp/jp/kanbou/r01tyoutatu/dai4/dai4shiryou3.pdf

付録

変更履歴

改定年月日改定箇所改定内容
2026年10月06日3.1データモデルの全体概要図(クラス図)クラス図を更新
2025年3月25日変更履歴掲載位置を末尾に変更
2022年3月31日-行政サービス・データ連携モデル「調達」の書式を変更し、解説を加えた。

デジタル社会推進実践ガイドブック DS-451-9

実装データモデル(行政)

見積(β版)

2026年(令和8年)10月06日

デジタル庁

〔キーワード〕

見積情報

〔概要〕

行政の調達に伴う見積情報のデータモデルを示すガイドブックです。このガイドを参照して見積情報を収集・整理することで、見積情報の分析・比較が容易となります。

目次

概要

背景

昨今、政府・自治体等が調達する「システム開発費用」および「システム運用保守費用」が上昇傾向にあるといえます。見積金額を適切に分析・比較検証するためには、見積情報が標準的な構造に基づいて分解可能である必要があります。しかしながら、現状では見積情報に標準的な構造がないため分解することができず、見積金額の総額ベースでの比較にとどまらざるを得ません。そのため費用上昇の要因分析や比較検証を行うためには個別の対応が必要となり、効率的な分析が困難な状況となっています。

課題

調達時の見積情報をめぐる主な課題の1つとして、見積情報の構造化に関する標準が整備されていない点が挙げられます。具体的には、作業量における工数が増加しているのか、役務の単価が上昇しているのか、為替等の影響を受けクラウドサービス等の利用料が上昇しているのか、あるいはクラウドサービスのインスタンス構成の変更に伴い利用料が上昇しているのかといった費用構造が分解されていません。そのため、価格変動の要因を構造的に把握することが困難な状況にあります。

目的

上記の課題を踏まえ、調達時の見積情報を標準的な構造に基づいて分解・整理するためのデータモデルを整備することを目的としています。これにより、価格変動の要因を工数・単価・利用料等の観点から構造的に把握できるようにするとともに、過去データとの比較を通じた費用の妥当性検証や費用の適正化につなげます。

データモデルの概要

調達時の見積情報を標準的な構造に基づいて分解・整理するためのデータモデルを定義します。具体的には、見積情報を「役務明細情報」(単価×工数等)、「経費明細情報」(品名×数量等)、「諸費用明細情報」(一般管理費等)の3つの要素に分解する構造を設けます。これにより、これまで見積ごとに異なっていた構造を標準的な構造で管理できるようにします。さらに、標準化されたデータモデルに基づいて見積情報を蓄積することで、過去見積情報との比較や事業者間での比較分析が可能となります。なお、消費税については各明細情報の明細金額には含めず、見積情報に消費税額として明示したうえで、見積金額に含めるものとします。

本書について

前提

  1. 本書は、「見積情報」のデータモデルを策定することを目的としており、「見積書」そのものの様式・フォーマットを標準化するものではありません。本書は、見積情報を収集する際にデータモデルの観点を踏まえて情報を整理・収集するための参考として活用することを想定しています。また、見積情報等を扱うシステムを構築する際のデータ設計の参考としても活用することができます。

  2. 本書は参考ドキュメントであり、各機関が受領する見積書の記載項目や記載内容を一律に規定するものではありません。見積書の様式検討時の参考として活用してください。本書に記載された項目・分類・役割・ランク等についてもあくまで例示であり、各機関や事業者の実情に合わせてカスタマイズすることを前提としています。

  3. データモデルの「項目必須」欄は、項目の定義が必須であることを示しており、値の入力を必須とするものではありません。使わない項目であっても定義は削除しないでください。値が存在しない場合は空欄(NULLなど)として構いません。また、項目に不足がある場合は追加することができます。

対象範囲

対象範囲は見積書の記載内容であり、見積における前提条件、諸条件などは対象としません。以下に見積書の構成を示します。

YYYY年MM月DD日

見積書

NNNNNNNN

NNNN 御中

 住所:NNNNNNNN

会社名:NNNNNNNN

代表者名:NNNN

担当者氏名:NNNN

見積金額:ZZZ,ZZZ,ZZ9円(税込み)

件名:NNNNNNNNNNNNNNNN

内訳)

役務明細

 NNNN NNNN NNNN NNNN \Z,ZZZ,ZZ9 ZZ9 NN \Z,ZZZ,ZZ9

 NNNN NNNN NNNN NNNN \Z,ZZZ,ZZ9 ZZ9 NN \Z,ZZZ,ZZ9

 NNNN NNNN NNNN NNNN \Z,ZZZ,ZZ9 ZZ9 NN \Z,ZZZ,ZZ9

経費明細

 NNNN NNNN NNNNNNNN  \Z,ZZZ,ZZ9 ZZ9 NN \Z,ZZZ,ZZ9

 NNNN NNNN NNNNNNNN  \Z,ZZZ,ZZ9 ZZ9 NN \Z,ZZZ,ZZ9

諸費用明細

 NNNN NNNN          \Z,ZZZ,ZZ9

 NNNN NNNN     \Z,ZZZ,ZZ9

見積情報

役務明細

経費明細

諸費用明細

見積情報データモデル

見積情報

クラス図

「見積」の実装データモデルの概要図は以下のとおりです。

図1 見積情報クラス図

ad:役務明細情報

ad:経費明細情報

ad:諸費用明細情報

0..*

0..*

0..*

ad:見積情報

ad:宛先組織名

ad:案件番号

ad:件名

ad:作成日

ad:見積有効期限

ad:法人番号

ad:法人名

ad:法人住所

ad:法人担当所属

ad:見積小計額

ad:見積税率

ad:見積税額

ad:見積金額

ad:備考

ad:役務明細情報

ad:経費明細情報

ad:諸費用明細情報

ad:役務明細情報

ad:役務分類

ad:役務細分類

ad:役割

ad:ランク

ad:単価

ad:数量

ad:単位

ad:明細金額

ad:委託先法人名

ad:委託先法人番号

ad:再々委託フラグ

ad:備考

ad:経費明細情報

ad:経費分類

ad:品名

ad:品名詳細

ad:単価

ad:数量

ad:単位

ad:明細金額

ad:備考

ad:諸費用明細情報

ad:諸費用分類

ad:諸費用名

ad:詳細

ad:単価

ad:数量

ad:単位

ad:明細金額

ad:備考

データ項目

見積情報の実装データモデルのデータ項目は以下のとおりです。

「見積情報」

項目定義

項目名

項目説明

入力例

必須

宛先組織名

調達組織名を記入

「デジタル庁」

必須

案件番号

調達案件番号など一意のIDを記入

「1234567890」

必須

件名

見積書の件名を記入

「〇〇システムの構築」

必須

作成日

見積書の作成日を記入

「2026-04-01」

見積有効期限

見積書の有効期限を記入

「2026-04-30」

必須

法人番号

法人番号を記入

「xxxxxxxxxxxxx」

必須

法人名

法人の名称を記入

「株式会社〇〇〇〇〇」

必須

法人住所

法人の住所を記入

「東京都千代田区〇〇」

必須

法人担当者所属

法人の担当者所属を記入

「〇〇本部〇〇事業部」

必須

見積小計額

役務の明細金額+経費の明細金額+諸費用の明細金額を合計した小計金額を記入。

※円単位、税抜き

「10000000」

必須

消費税率

消費税率を%単位で記入

「10」

必須

消費税額

見積小計額×消費税率÷100から算出。※円単位

「1000000」

必須

見積金額

見積小計額+消費税額の合計を記入。

※円単位、消費税込み

「11000000」

備考

備考を記入

役務明細情報

経費明細情報

諸費用明細情報

「役務明細情報」

再委託については、委託先情報を記載してください。再々委託以降の多段階の再委託については、「再々委託フラグ」に「1」を記載してください。なお、再々委託先以降の企業名・金額等は本データモデルの管理対象外とします。

項目定義

項目名

項目説明

入力例

必須

役務分類

役務の分類を記入

プロジェクト管理支援経費、設計経費、開発経費、テスト経費など

「設計経費」

必須

役務細分類

役務細分類を記入

基本設計、ネットワーク設計、操作研修、海外調査

「基本設計」

必須

役割

役務の役割を記入

プロジェクトマネージャ、デザイナ、SE、PG

「プロジェクトマネージャ」

必須

ランク

役務のランクを記入

L3、L4、S、A、B、上級、初級

「L4」

必須

単価

役割とランクから単価を記入。

※円単位、税抜き

「1000000」

必須

数量

役割における数量(工数を)記入

「10」

必須

単位

数量に対する単位を記入

人月、人日、人時など

「人月」

必須

明細金額

明細行の小計を記入

※円単位、税抜き

「12000000」

委託先法人名

委託先の法人名を記入

「△△△△株式会社」

委託先法人番号

委託先の法人番号を記入

「xxxxxxxxxxxxx」

再々委託フラグ

再々委託の有無を記入

※0=無し、1=有り

「1」

備考

備考を記入

見積の積算根拠など

「経費明細情報」

項目定義

項目名

項目説明

入力例

必須

経費分類

経費の分類名を記入

サービス利用料、ソフトウェア買取経費など

「サービス利用料」

「ソフトウェア買取経費」

必須

品名

品名を記入

AmazonEC2、AmazonS3、AWSDataTransfer

「Amazon EC2」

「Amazon Elastic Block Store」

品名詳細

品名詳細を記入

費用に関わるスペックなどを詳細に記載

「Linuxサーバー × 2」

「100GB × 2」

必須

単価

品名の単価を記入

※円単位、税抜き

「20182」

必須

数量

数量を記入

「12」

必須

単位

単位を記入

ヵ月、個など

「ヵ月」

必須

明細金額

明細行の小計を記入

※円単位、税抜き

「242184」

備考

備考を記入

見積の積算根拠など

1ドル=160円で積算

「諸費用明細情報」

項目定義

項目名

項目説明

入力例

必須

諸費用分類

諸費用の分類名を記入

その他整備経費など

「その他整備経費」

必須

諸費用名

諸費用の費目を記入

一般管理費、交通費、旅費

「一般管理費」

必須

詳細

諸費用名の詳細情報を記入

「役務費用の〇%として算出」

「〇〇~△△間 往復交通費」

必須

単価

諸費用の単価を記入

※円単位、税抜き

「1000000」

必須

数量

数量を記入

「1」

必須

単位

単位を記入

式など

「式」

必須

明細金額

明細行の小計を記入

※円単位、税抜き

「12000000」

備考

備考を記入

項目説明

役務分類・経費分類

役務分類とは、見積対象となる役務作業を大分類として整理するための区分です。「何の作業か」すなわち作業の目的や性質に基づいて区分することを基本とし、費用構造の把握や比較分析を容易にすることを目的としています。なお、役務分類のコード化やマスタデータの整備については、本データモデルを採用する各機関の判断に委ねるものとします。

経費分類とは、役務(人的作業)以外に発生する物品購入費・サービス利用料等を整理するための区分です。クラウドサービス利用料、ソフトウェア購入費用などが該当します。経費分類のコード化やマスタデータの整備については、本データモデルを採用する各機関の判断に委ねるものとします。

上記、役務分類・経費分類のサンプルとして、「デジタル・ガバメント推進標準ガイドライン」別紙で定められている「経費区分」に示される項目を利用することも可能です。経費分類の定義にあたっては、各機関の利用目的に応じて適宜読み替え・調整のうえ参照してください。

参考:デジタル社会推進標準ガイドライン DS-100 「デジタル・ガバメント推進標準ガイドライン - 別紙2 情報システムの経費区分」

https://www.digital.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/e2a06143-ed29-4f1d-9c31-0f06fca67afc/d4e68a9b/20250619_resources_standard_guidelines_guideline_01.pdf

役務細分類

役務細分類とは、役務分類の下位区分として、具体的な作業工程や作業内容を示す名称です。役務分類が「何の作業か(作業の目的・性質)」で区分するのに対し、役務細分類は「その作業をどう分解したか(工程・機能・作業単位)」で区分するものであり、見積内容をより詳細に把握するために用います。

役務細分類の記載にあたっては、作業の実態を適切に反映した名称を使用することとします。例えば、役務分類が「設計経費」の場合は「基本設計」「詳細設計」、「テスト経費」の場合は「結合テスト」、「総合テスト」など工程で分けることも可能です。なお、単一の役務(例:調査研究等経費)のように役務分類が1つとなる場合は、その内訳を役務細分類で表現することを基本とします。役務細分類の設定は、調達案件により変わるため、各機関の判断により適切な役務細分類を設定するものとします。

役務細分類の粒度は、案件の内容に応じて設定するものとします。工程・機能・作業等の単位に分解して記載することが望ましいですが、見積内容の粒度に応じ、複数の工程をまとめた記載も許容します(例:基本設計~詳細設計)。

役割

役割とは、役務を遂行するにあたって従事する人員の職種・担当機能を示す区分です。同一の役務であっても、従事する人員の役割によって単価設定が異なる場合もあるため、工数および費用を適切に把握するために役割ごとに明細に分けて記載します。役割の例としては、以下のような役割が挙げられますが、これらはあくまで例示であり、各機関や事業者の実情に合わせて適切な役割名称を設定してください。なお、役割のコード化やマスタデータの整備については、本データモデルを採用する各機関の判断に委ねるものとします。

(役割の例)

役割説明
プロジェクトマネージャプロジェクト全体の計画・管理・統括を担う
プロジェクトマネジメントオフィスプロジェクト管理支援・進捗管理・報告業務を担う
ITアーキテクトシステム全体のアーキテクチャ設計を担う
システムエンジニアシステムの要件定義・設計・テストを担う
プログラマシステムの実装・製造を担う
インフラエンジニアサーバ・ネットワーク等のインフラ設計・構築を担う
デザイナUI/UXデザイン・画面設計を担う
リサーチャ調査・分析・レポート作成を担う
コンサルタント課題分析・業務改善・施策立案等の助言・支援を担う

補足説明)

役割に関する参考情報として、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表している、ITに関わる人材の職種・専門分野・スキルを体系的に整理した以下の2つのスキル標準を参考とすることができます。

  1. ITSSスキル標準(2002年策定)

ITプロフェッショナルの職種を「マーケティング」「セールス」「コンサルタント」「ITアーキテクト」「プロジェクトマネジメント」「ITスペシャリスト」「アプリケーションスペシャリスト」「ソフトウェアデベロップメント」「カスタマサービス」「ITサービスマネジメント」「エデュケーション」の11職種に分類し、各職種における専門分野とスキルレベルを定義したものです。

参考:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「ITスキル標準V3 2008のキャリアフレームワーク」

https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/plus-it-ui/itss/career-framework.html

  1. DSS-Pスキル標準(2022年策定)

DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に必要な人材像を「デザイナ」「ビジネスアーキテクト」「ソフトウェアエンジニア」「データサイエンティスト」「サイバーセキュリティ」「データマネジメント」の6つの役割に整理し、それぞれの役割・責務を定義したものです。

参考:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「DX推進スキル標準(DSS-P)概要」

https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/plus-it-ui/itss/career-framework.html

本データモデルにおける役割は、上記スキル標準における職種・役割区分との整合性を考慮することも一例としてありますが、調達案件の内容や事業者の体制に応じて、適切な役割名称を使用することを妨げるものではありません。なお、スキル標準に定義されていない役割を使用する場合は、備考欄にその定義・業務内容を明記することが望ましいです。

ランク

ランクとは、役割に従事する人員の経験・スキル・習熟度等に基づく等級区分であり、同一役割内での単価の差異を明確にするために用います。ランクは事業者ごとに独自の体系が存在する場合がありますが、見積情報の比較分析を容易にする観点から、以下に示す区分を参考として記載することが望ましいです。なお、以下の区分はあくまで例示であり、各機関や事業者独自のランク体系を使用することを妨げるものではありません。各機関や事業者の実情に合わせて適切なランク区分を設定してください。また、ランクのコード化やマスタデータの整備については、本データモデルを採用する各機関の判断に委ねるものとします。

(ランクの例)

ランク説明
L1~L7ITSSスキル標準におけるスキルレベルに基づく7段階の等級区分
S、A、B、C、D最上位をSとし、以降A、B、C、Dの順に5段階で習熟度を示す等級区分
上級、中級、初級経験・スキルの習熟度を3段階で示す等級区分
シニア、ミドル、ジュニア経験年数および専門性の深さを3段階で示す等級区分

補足説明)

ランクに関する参考情報として、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が公表しているITSSスキル標準におけるスキルレベル定義を参考とすることができますので、以下に示します。ITSSスキル標準では、ITプロフェッショナルのスキルレベルをL1からL7の7段階で定義しており、各レベルの定義は以下のとおりです。

説明
L7プロフェッショナルとしてスキルの専門分野が確立し、社内外において、テクノロジやメソドロジ、ビジネスを創造し、リードするレベル。市場全体から見ても、先進的なサービスの開拓や市場化をリードした経験と実績を有しており、世界で通用するプレーヤとして認められます。
L6プロフェッショナルとしてスキルの専門分野が確立し、社内外において、テクノロジやメソドロジ、ビジネスを創造し、リードするレベル。社内だけでなく市場においても、プロフェッショナルとして経験と実績を有しており、国内のハイエンドプレーヤとして認められます。
L5プロフェッショナルとしてスキルの専門分野が確立し、社内においてテクノロジやメソドロジ、ビジネスを創造し、リードするレベル。社内において、プロフェッショナルとして自他共に経験と実績を有しており、企業内のハイエンドプレーヤとして認められます。
L4プロフェッショナルとしてスキルの専門分野が確立し、自らのスキルを活用することによって、独力で業務上の課題の発見と解決をリードするレベル。社内において、プロフェッショナルとして求められる経験の知識化とその応用(後進育成)に貢献しており、ハイレベルのプレーヤとして認められます。スキル開発においても自らのスキルの研鑽を継続することが求められます。
L3要求された作業を全て独力で遂行します。スキルの専門分野確立を目指し、プロフェッショナルとなるために必要な応用的知識・技能を有します。スキル開発においても自らのスキルの研鑽を継続することが求められます。
L2上位者の指導の下に、要求された作業を担当します。プロフェッショナルとなるために必要な基本的知識・技能を有する。スキル開発においては、自らのキャリアパス実現に向けて積極的なスキルの研鑽が求められます。
L1情報技術に携わる者に最低限必要な基礎知識を有します。スキル開発においては、自らのキャリアパス実現に向けて積極的なスキルの研鑽が求められます。

参考:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「2.ITスキル標準とは -ものさしとしてのスキル標準」

https://www.ipa.go.jp/jinzai/skill-standard/plus-it-ui/itss/itss2.html

本データモデルにおけるランクは、上記ITSSスキル標準のスキルレベル定義との整合性を考慮することも一例としてありますが、事業者ごとに独自のランク体系を使用することを妨げるものではありません。事業者固有のランク体系(「S、A、B、C、D」や「上級、中級、初級」、「シニア、ミドル、ジュニア」等)を使用する場合は、備考欄に当該ランクとITSSスキル標準のスキルレベルとの対応関係や、ランクの定義・基準を明記することが望ましいです。

変更履歴

改定年月日改定箇所改定内容
2026年10月06日全体β版